金 4,657円 (+10)

プラチナ 3,755円 (-3)

8/31、ニューヨーク市場の金相場は続落、2カ月ぶり安値を付けた。オートマティック・データ・プロセッシング(ADP)の全米雇用報告が市場予想を上回ったことで、連邦準備制度理事会(FRB)の早期利上げ観測が強まり、ドル高が進行。金相場を圧迫した。ADPによると、8月の民間就業者数は前月比17万7000人増。2日発表の米雇用統計が強い内容になるとの期待を高めた。FRB当局者がタカ派的な発言をしており、強い雇用統計は利上げ見通しを支援しそうだ。金現物は一時、オンス当たり1304.91ドルと、6月24日以来の安値。その後、ドル高の一服を受け、米東部時間午後2時47分(1847GMT)時点で、0.2%安の1308.01ドルとなった。USバンク・ウェルスマネジメントのロブ・ハワース氏は「ここ3、4日を見れば、より高い確率で(早期)利上げが織り込まれてる。市場が予想する12月利上げはやや後退している格好だ」と話した。金相場は、金利の付かない金の保有コストを高める米利上げに極めて敏感だ。サクソバンクの商品調査部門責任者、オレ・ハンセン氏は「9月の連邦公開市場委員会(FOMC)を控え、若干神経質な動きとなっている」と指摘。「ドル高と米利上げも逆風だ」と話した。東京貴金属の金相場は3営業日続伸。終値は、2017年8月先ぎりが前日比6円高の4328円、ほかは3~6円高。日中立ち会いは、前日のニューヨーク金先物相場が米早期利上げ観測やドル高を背景に2カ月ぶりの安値に沈んだのを映し、反落して始まった。その後は円相場の下落やNY相場の戻り歩調を眺め、全限月がプラス圏に切り返して大引けた。東京ゴールドスポットは3円高の4345円。銀は期先3限月がしっかり。白金は反落。安寄りした後、NY高と円の下落を眺め下げ幅を縮小した。17年8月先ぎりが31円安の3501円、ほかは25~31円安で取引を終えた。パラジウムは総じて軟調。