金 4,632円 (+8)

プラチナ 3,832円 (+23)

8/23、ニューヨーク市場の金相場はほぼ横ばい。市場の注目は、先週末の米連邦準備制度理事会(FRB)当局者のタカ派的な発言から、今週開かれる米ワイオミング州ジャクソンホールでの世界の中央銀行当局者らの会合に移っている。会合で今後の米利上げ時期の手掛かりになる発言が出る可能性もある。米東部時間午後3時11分(1911GMT)時点で金現物相場は0.07%高の1オンス=1339.2ドル。前日には2週間ぶり安値の1331.35ドルを付けていた。ニューヨーク市場金先物12月きりの清算値は2.70ドル(0.2%)高の1346.1ドル。フィッシャーFRB副議長が先週末に、FRBが完全雇用とインフレ率2%の目標達成に近いと発言し、米利上げの可能性が高まったことを受け週明け22日の金相場は下落した。25日に始まるジャクソンホールでの中銀当局者年次会合でのイエレンFRB議長の講演で、米政策金利をめぐる状況がより明瞭になる可能性がある。トロントのTDセキュリティーズの商品戦略責任者、バート・メレク氏は「相場はボックス圏に閉じ込められており、われわれはただイエレン議長の登場を待っている」と指摘。「ジャクソンホール会合に向けての感じとしては、FRBが以前よりもややタカ派的になっている可能性があり、もしFRBがそのようになれば、金は1300ドルか、あるいはそれより若干安い水準に後退するかもしれない」と語った。FRBが先週公表した7月会合の議事要旨はまちまちな内容だったが、一部のFRB高官は早ければ9月にも利上げがある可能性を示唆した。キットコー・メタルズのアナリスト、ジム・ウィックオフ氏は「最近のFRB当局者らの発言はまちまちだが、最近の発言の大半は米金融政策のタカ派的な側に寄っている。市場では現在、FRBが年内に利上げするとの見方が増えている」と述べた。ドルが主要通貨バスケットに対し0.03%上昇したことで、金は上げ幅を縮小した。東京貴金属の金相場は4営業日続落。終値は、中心限月2017年6月先ぎりが前日比15円安の4291円、ほかが11~16円安。日中立ち会いは、前日のニューヨーク金先物相場が米利上げ観測を背景に下落したほか、為替相場が円高・ドル安に振れたのを受け、手じまいなどの売りが先行して始まった。その後、買い材料が見当たらない中、じりじりと水準を切り下げた。東京ゴールドスポット100は、11円安の4305円で修了した。銀は小動き。終値は、出合いのあった12月きりと期先2限月が10銭安~20銭高。白金は続落。NY相場の下落や円の引き締まりを映し、17年6月先ぎりが34円安の3542円、ほかが30~41円安で取引を終えた。パラジウムは期中・期先が34~76円安。