金 4,624円 (-12)

プラチナ 3,809円 (-19)

8/22、ニューヨーク市場の金相場は続落し、2週間ぶりの安値を付けた。複数の米連邦準備制度理事会(FRB)当局者が米経済への楽観的な見方を示し、早期利上げ観測が拡大したことが背景。フィッシャーFRB副議長は21日、政策目標である完全雇用とインフレ率2%の達成に近づいているとの認識を示した。先週にはニューヨーク連銀のダドリー総裁も、労働市場が改善していると指摘。また、サンフランシスコ連銀のウィリアムズ総裁は、利上げを待ち過ぎれば、代償は高くなると語っている。金相場は、米国の利上げに左右されやすい。金利がつかないため、利上げ時は他資産と比べて利回り面での魅力が弱まる上、ドル高で割高感も増すためだ。米東部時間午後2時38分(1838GMT)時点で、金は0.2%安の1オンス=1338.01ドル。一時、今月9日以来の安値1331.35ドルまで下落した。ニューヨーク市場金先物12月きりの清算値は、0.21%安の1343.4ドル。オックスフォード・エコノミクスのアナリスト、ダン・スミス氏は「米経済が順調と確信している。インフレ率は上昇し始め、雇用も非常に良い。すべてが、年内の利上げを指し示している」と語った。その上で「(利上げ観測が金相場に)完全に織り込まれているとは思わない。今後の相場に影響を与える可能性がある。年末までに1300ドルを割ることもあり得る」と予想した。東京貴金属の金相場は3営業日続落。終値は、2017年6月先ぎりが前週末比23円安の4306円、ほかは21~25円安。日中立ち会いは、前週末19日のニューヨーク金先物相場がテクニカル要因などで下落した流れを引き継ぎ、安寄りした。その後、NYが下げ幅を広げる一方で、円が寄り付き時に比べ、対ドルで軟化。強弱材料の綱引きでもみ合いが続いた。東京ゴールドスポット100は、21円安の4316円。銀は1円90銭~2円80銭安。8月当ぎりは出合いがなかった。白金も下落。NY安になびき、17年2月先ぎりが32円安の3576円、ほかは30~41円安で取引を終えた。パラジウムは期先3限月が13円安~14円高。期近は約定されなかった。