金 4,714円 (+25)

プラチナ 4,035円 (+39)

8/8、ニューヨーク市場の金相場は横ばい。前週末発表の米雇用統計が予想より強い内容だったことを受けた下げが勢いを失った。世界経済の地合いの悪さに対する懸念が支援材料になった。金現物は米東部時間午後3時39分(1939GMT)時点で、0.07%高の1オンス=1335.99ドル。一時7月27日以来の安値となる1329.55ドルを付けた。ニューヨーク市場の金先物12月きりの清算値は0.2%安の1341.30ドル。雇用統計を受けて、米連邦準備制度理事会(FRB)が年内に利上げに踏み切るとの観測が再び強まった。ドイツ銀行のアナリストは「米国はわれわれの予想ほど早くは利上げに踏み切らない。マクロ環境は金にとっては依然好ましい」と分析。「今のところは、FRBがハト派姿勢を維持するか否かが全てで、米国からのちょっとした情報全てが金相場を動かすだろう」と話した。アロケーティッド・ブリオン・ソリューションズはリポートで「先週の堅調な雇用統計は、強気な金相場にある程度の不透明感をもたらした」と指摘し、年内に1500ドルを目指す展開になると予想した。その上で、「地政学的な見通しは依然不確かだが、米経済は加速しており、FRBが年内に0.25%ポイントの利上げに踏み切るとの確信は強まっている」と述べた。東京貴金属の金相場は反落。終値は、中心限月2017年6月先ぎりが前週末比48円安の4368円、ほかは39~49円安。日中立ち会いは、前週末のニューヨーク金先物相場が、強い米雇用統計を受け急落した流れを引き継ぎ、売り先行で始まった。その後は、NY金の下げ渋りを眺め、下げ幅を縮小した。東京ゴールドスポット100は49円安の4386円。銀は10銭~1円80銭安。白金は反落。NY安を受け安寄りした後、NYの堅調を映し、安値を切り上げた。17年6月先ぎりが14円安の3739円、他限月は8~19円安。パラジウムは期先2限月が11円安~12円高で取引を終えた。