金 4,747円 (+14)

プラチナ 4,020円 (-15)

8/4、ニューヨーク市場の金相場は反発。2009年以降では初となるイングランド銀行(BOE、英中央銀行)の金利引き下げを映した。一方、前日の強い米雇用関連指標をきっかけとするドル高で、上げ幅は抑制された。BOEは過去最低水準となる政策金利0.25%での設定に加え、英国債を600億ポンド買い入れると発表した。金現物は米東部時間午後3時(1900GMT)時点で、0.3%高のオンス当たり1361.14ドル。早い段階で1348.50ドルの安値を付けた。米先物12月きりの清算値は、0.2%高の1367.40ドル。金相場は金利動向に非常に敏感。利下げは金利の付かない資産となる金の保有コストを押し下げる。キャピタル・エコノミクスのアナリスト、シモーナ・ガンバリーニ氏は「米国、日本、ユーロ圏、そして英国の金融政策見通しの修正が、年初来の金相場上昇で大きな役割を果たしてきた。こうした効果が続くと考える」と話した。BOEの金融緩和を好感して、欧州株は0.6%高。一方、3日公表された米民間雇用サービス会社オートマティック・データ・プロセッシング(ADP)の全米雇用報告が予想を上回ったことで、ドルは主要通貨バスケットに対し、0.2%高となった。ABNアムロのアナリスト、ジョルジェット・ボエル氏は「ADPが5日の米雇用統計に若干の期待を持たせた」と指摘。「雇用統計を見極める必要がある」と述べた。強いADPを背景に、5日発表の米雇用統計で、非農業部門就業者数の増加が、連邦準備制度理事会(FRB)の年内利上げ観測を再燃させるほど十分強い可能性があるとの思惑が浮上した。RBCキャピタル・マーケッツはリポートで、「多くの投資家は株式や低格付けの債券購入に対するリスクヘッジとして、金を買い増している」と分析。「こうしたヘッジ戦略は今年は機能しており、目先も機能し続けるだろう」とする一方、「リスク志向が復活するいかなる兆候も、金上伸のリスクになる」と警戒感を示した。東京貴金属の金相場は下落。終値は、中心限月2017年6月先ぎりが前日比12円安4399円、ほかが7~19円安。日中立ち会いは、前日のニューヨーク金先物相場が、7営業日ぶりに反落した流れを引き継ぎ、手じまい売りが先行して始まった。その後、為替の円高やNY安を受け下げ幅を拡大したが、大引けにかけて円が軟化したため、小戻した。東京ゴールドスポット100は、7円安の4420円。銀は70銭~2円90銭安。白金も安い。円安を受け小反発して始まった後、NY安などを眺めマイナス圏に沈んだ。終値は17年6月先ぎりが、14円安の3744円。ほかが、12~26円安。パラジウムは1~18円安。