金 4,750円 (-9)

プラチナ 4,030円 (-15)

8/2、ニューヨーク市場の金相場は上昇し、一時3週間超ぶりの高値を付けた。先週発表された米GDP統計が力強さに欠けたことで目先の利上げ観測が後退、欧米の株価が下落し、ドルが1カ月超ぶりの安値を付けたことが背景。金現物相場は米東部時間午後2時44分(1844GMT)時点で0.9%高の1オンス=1365.09ドル。一時7月11日以来の高値となる1367.33ドルまで上昇した。ニューヨーク市場の金先物12月きりの清算値は1%高の1372.60ドル。INGのアナリスト、ハムザ・カーン氏は「人々は米金利が引き上げられないことと、株価の過熱を懸念している。懸念は日々強まっている。ここ(金相場)には上昇勢いが多く見られる」と語った。米株価は軟調で、欧州株は2週間ぶり安値水準に下落した。ユーロは対ドルで1カ月超ぶりに1ユーロ=1.12ドルより高くなった。米ダラス連銀のカプラン総裁は、利上げは慎重に進めるべきだと発言した。最近は米連邦準備制度理事会(FRB)高官から同様の発言が相次いでいる。ソシエテ・ジェネラルのアナリスト、ロビン・バー氏は「29日に出た第2四半期の米国内総生産(GDP)が弱い内容だったことが金を支援したようだ。それ(GDP)は次の利上げの可能性を後退させる。次の利上げは2017年になったかもしれない」と述べた。世界最大の金ETF(上場投資信託)であるSPDRゴールド・トラストは、1日時点の金保有高が、1日としては6月下旬以来の大幅な増加を記録したと発表した。東京貴金属の金相場は小幅まちまち。終値は、中心限月の2017年6月先ぎりが前日比変わらずの4422円、他の限月は1円安~6円高。日中立ち会いは、1日のニューヨーク金相場が安全資産として買われた流れを受け、強気買いが先行した。しかしその後、NY金が軟化したことから伸び悩み、終盤は円相場の引き締まりを受けて値を消した。東京ゴールドスポット100は変わらずの4440円。銀はまちまち。40銭安~30銭高で終了した。白金は続伸。中心限月の17年6月先ぎりが15円高の3789円、他の限月は13~24円高。NY白金相場の上昇を背景に買いが先行し、その後もNY高が支えになり、値を保った。パラジウムは15~21円高だった。