金 4,749円 (-50)

プラチナ 4,005円 (-42)

7/29、ニューヨーク市場の金相場は上昇し、約3週間ぶり高値水準まで値を上げた。米実質GDP(国内総生産)統計が予想を下回り、ドルが圧迫されたのが背景。このまま推移すれば、月間ベースで2カ月続伸となる見通し。米商務省がこの日発表した4~6月期の実質GDP速報値は、季節調整済み年率換算で前期比1.2%の増加。エコノミスト予想の2.6%増を下回った。金現物は米東部時間午後2時59分(1859GMT)時点で1.4%高の1オンス=1353.44ドル。序盤に下落したが、米実質GDPが発表された後、一時12日以来の高値となる1353.90ドルまで上昇した。ニューヨーク市場の金先物8月きりの清算値は1.3%高の1349ドル。コメルツバンクのアナリスト、カーステン・フリッチュ氏は「米連邦準備制度理事会(FRB)の利上げ判断はデータに依存している。今回の4~6月期GDPのような期待外れの数値が続けば、金相場は押し上げられるだろう」と語った。今週の米連邦公開市場委員会(FOMC)でFRBは、年内の追加利上げがあり得ると示唆するまでには至らなかった。USバンク・ウェルス・マネジメントのロブ・ハワース氏は「短期的にはFRBが利上げを行う可能性は低い」と指摘。その上で、12月の利上げを予想した。英国の欧州連合(EU)離脱決定を受け、金相場は2年超ぶり高値まで上昇した後、米利上げをめぐる先行き不透明感から頭が押さえられている。東京貴金属の金相場は3営業日ぶりに反落。終値は、中心限月2017年6月先ぎりが前日比53円安の4425円、他限月は53~61円安。日中立ち会いは、ニューヨーク金先物が前日の東京市場の大引け時点より水準を切り下げたのを受け、安寄りした。その後は、円相場の引き締まりを眺めて下げ幅を拡大し、取引終盤はNY金の下落にも圧迫された。東京ゴールドスポット100は62円安の4448円。銀は40銭~1円70銭安。8月当ぎりは出合いがなかった。白金は反落。終値は、17年6月先ぎりが65円安の3756円、ほかは54~71円安。安寄り後、円の上昇を受け、下げ幅を広げた。パラジウムは17~36円安。8月当ぎりと12月きりは約定されなかった。