金 4,799円 (-19)

プラチナ 4,047円 (-25)

7/28、ニューヨーク市場の金相場は反落した。一時、約2週間ぶり高値を付けた。日銀が29日に追加の金融緩和を発表する可能性がある中、ドルが下げ幅を縮小し、米株価が上昇したのが背景。米連邦準備制度理事会(FRB)が、年内の追加利上げがあり得ると示唆するまでには至らなかったことを受け、金相場はいったん上昇したが、その後、値を下げた。FRBが金利についてより明確でなかったとの安心感から、金相場は約2週間ぶり高値まで上げていた。金現物は米東部時間午後3時28分(1938GMT)時点で0.3%安の1オンス=1335.60ドル。一時、約2週間ぶり高値の1345.21ドルまで上昇した。ニューヨーク市場の金先物8月きりの清算値は0.4%高の1332.30ドル。ドルは主要通貨バスケットに対して下げ幅を縮小した。日本政府が日銀に対し、金融緩和を行うよう圧力をかけているとの報道を受け、円が弱含んだのが背景。HSBCセキュリティーズ(ニューヨーク)の主任金属アナリスト、ジェームズ・スティール氏は「これにより、金相場は利益を確定する理由が与えられた」と語った。キャピタル・エコノミクスのアナリスト、シモナ・ガンバリニ氏は金相場の一時上昇について「今回は利上げがなく、9月の利上げも不透明だというニュースに相場は非常に前向きに反応している」と指摘。「ただ、恐らくこれは短期的な変動だ」と述べた。さらに、「FRBの今年と来年の政策についてわれわれは非常にタカ派的で、FRBは利上げをしない理由がなくなりつつある」との見方を示した。東京貴金属の金相場は続伸。終値は、中心限月2017年6月先ぎりが前日比33円高の4478円、ほかが28~38円高。日中立ち会いは、27日のニューヨーク金先物相場が、米連邦公開市場委員会(FOMC)声明を背景に上伸したのを受け、買いが先行して始まった。ただ、その後はNY金と為替相場がともに方向感を欠いたことから、高値圏でもみ合った。東京ゴールドスポット100は、28円高の4510円で取引を終えた。銀は堅調。出合いのなかった10、12月きりを除き、1円20銭~2円20銭高で終了した。白金は急伸。終値は、17年6月先ぎりが142円高の3821円、ほかが138~141円高。NY高を映し高寄りした後、上げ幅を拡大した。先ぎりは一時、3831円まで買われ、継続足で15年11月上旬以来、約9カ月ぶりの高値を付けた。パラジウムは27~50円高。12、2月きりは取引が成立しなかった。