金 4,818円 (+64)

プラチナ 4,072円 (+146)

7/27、ニューヨーク市場の金相場は続伸し、1オンス=1330ドルを突破した。米連邦準備制度理事会(FRB)が予想通り政策金利の据え置きを決定し、ドルが主要通貨バスケットに対する上げ幅を縮小したのが背景。FRBは、連邦公開市場委員会(FOMC)終了後の声明で、米経済見通しに対する短期的なリスクは後退したと指摘。年内の追加利上げに余地を残した。金現物は米東部時間午後2時42分(1842GMT)時点で0.9%高の1オンス=1331.20ドル。ニューヨーク市場の金先物8月きりの清算値は0.45%高の1326.70ドル。BMOキャピタル・マーケッツ(ニューヨーク)の卑金属・貴金属取引部門ディレクター、タイ・ウォン氏は「金相場はFOMC声明のややタカ派的なトーンに反し、1335ドル近辺まで上昇した。これは、強気の地合いが回復することを予言している」と語った。ドルは、日本政府が当初予想より大規模な経済対策を策定するとの報道を受けて上昇したが、その後、主要通貨バスケットに対する上げ幅を削った。UBSのアナリスト、ジョニ・テベス氏はFOMC声明の発表前、「われわれのエコノミストは12月の利上げを予想しているが、FRBが今、タカ派的なトーンになり始めれば、金相場には重しになる可能性がある」と指摘。その上で「下向きリスクがある」と述べた。米金利の道筋をめぐる先行き不透明感で金相場は、英国が6月に欧州連合(EU)離脱を決定した後の上昇分の約半分を失っている。ジュリアス・ベアはリサーチノートで、「英国のEU離脱関連の不透明感が短期的に金相場を下支えしていたが、相場は米金利に対してはあまりに無関心なようだ」との見方を示している。東京貴金属の金相場は5営業日ぶりに反発。終値は、中心限月2017年6月先ぎりが前日比40円高の4445円、他限月は38~55円高。日中立ち会いは、ニューヨーク金先物相場が小幅上昇した上、為替相場が円安・ドル高に振れたのを受け、高寄りした。その後、NY金は米連邦準備制度理事会(FOMC)の声明発表を前に動意を欠いたが、円相場の一段の軟化を眺め、水準を切り上げた。東京ゴールドスポット100は56円高の4482円。銀は変わらず~50銭高。10、12月きりは出合いがなかった。白金はNY高と円安を受け3日ぶり反発。17年6月先ぎりが59円高の3679円、ほかは59~64円高。パラジウムも19~39円高と反発して引けた。