金 4,770円 (-59)

プラチナ 3,909円 (+3)

7/25、ニューヨーク市場の金相場は日米の中央銀行の金融政策決定を控えて、ドルや世界的な株価が下落する中、下げ幅を縮小した。前週末の20カ国・地域(G20)財務相・中央銀行総裁会議で、成長促進のためあらゆる政策措置を動員するとの共同声明が発表されたことで、早い段階では株高、ドル高が進行した。金現物は米東部時間午後2時32分(1832GMT)時点で、0.2%安の1オンス=1319.63ドル。先物8月きりは0.29%安となった。金相場は先週、1.2%安。7月初旬には、英国の欧州連合(EU)離脱決定で資金の逃避先として金需要が高まり、2年以上ぶりの高値に急伸した。ナティクシスのアナリスト、バーナード・ダウダウ氏は、「英EU離脱の長期的な打撃を見極める必要があるが、短期的には単純に、世界や欧州の成長に影響を与えるような英経済の底抜けはない」と指摘。「指標を確認するため、8月までは様子見だ。指標が悪くとも、予想よりも悪くなければ、金相場は一段と下落する可能性がある」と話した。UBSのストラテジスト、ジョニ・テベス氏は、「2週連続で投機的なネットのロングポジションは減ったが、ニューヨーク商品取引所(COMEX)のポジションは過去最高水準の94%程度と、比較的高水準のままだ」と強調。「米連邦準備制度理事会(FRB)の利上げ志向のタカ派的スタンスを市場が一層織り込めば、金相場は短期的には脆弱(ぜいじゃく)」との見方を示した。東京貴金属の金相場は3営業日続落。終値は、中心限月2017年6月先ぎりが前週末比14円安の4466円、他限月は12~22円安。日中立ち会いは、前週末のニューヨーク金先物相場はドル高・ユーロ安に伴う割高感などから反落したが、為替市場の円安・ドル高が材料的に勝り、小反発して始まった。その後は、取引中のNY金の水準切り下げを映し、マイナス圏に沈んだ。東京ゴールドスポットは23円安の4487円。銀は軟調。白金は反落して始まった後、NY安を映し下値を切り下げた。17年6月先ぎりが67円安の3634円、ほかは66~74円安で取引を終えた。パラジウムはまちまち。