金 4,829円 (-8)

プラチナ 3,906円 (-68)

7/22、ニューヨーク市場の金相場は反落した。世界的な低金利の状況と、米連邦準備制度理事会(FRB)が年内に金融政策を引き締める可能性があることの間の緊張関係を反映した。金現物は、米東部時間午後3時16分(1916GMT)時点で、0.6%安の1オンス=1323.16ドル。このまま推移すれば、週間ベースで約1%安となる。ニューヨーク金先物の8月きり清算値は0.6%安の1323.4ドル。欧州から日本までの各中央銀行が長期間にわたって金融緩和を継続する中、金相場は今月、一時約2年ぶり高値を付けるなど大きく下支えされてきた。ただ、堅調な米経済統計を背景にドル高が進み、FRBが年内に利上げを行うとの見方が強まっている。マッコーリーのアナリスト、マシュー・ターナー氏は「国際情勢はFRBが政策金利を据え置くのに十分だと人々は考えているが、幾分神経質になっている」と指摘。「FRBが今、より慎重になっているとの見方は確かに正しいが、より慎重になることは完全に身動きが取れないということを意味しない」と語った。欧州中央銀行(ECB)は21日に政策金利の据え置きを決定したが、一段の金融緩和の余地は残している。米国では、共和党全国大会で実業家ドナルド・トランプ氏が大統領候補の指名を受諾し、演説で犯罪や移民問題に厳しく対処すると宣言した。ABNアムロのアナリスト、ジョルジェット・ボエル氏は「もしトランプ氏が大統領になれば、金相場は上昇する可能性がある。彼の政策が内向きで、米経済のファンダメンタルズを弱めると予想しているからだ」と述べた。東京貴金属の金相場は続落。終値は、中心限月2017年6月先ぎりが前日比25円安の4480円、ほかは14~25円安。日中立ち会いは、21日のニューヨーク金先物は反発したものの、為替が円高・ドル安に振れたことから、売りが先行して始まった。その後は、取引中のNY金と円相場がともに方向感に乏しく、マイナス圏でのもみ合いが続いた。東京ゴールドスポット100は13円安の4510円。銀は約定された期先3限月が変わらず~90銭高。白金は総じて続伸。終値は、17年6月先ぎりが5円高の3701円、ほかは8月当ぎりの1円安を除き、6~12円高。高寄りした後はもみ合っていたが、NY白金の軟化を眺めて水準を切り下げ、当ぎりはマイナス圏に沈んだ。パラジウムは9~24円高。当ぎりと12月きりは出合いがなかった。