金 4,837円 (+10)

プラチナ 3,974円 (+12)

7/21、ニューヨーク市場の金相場は反発した。欧州中央銀行(ECB)の政策金利据え置き決定を受けドルが下落し、主要株価指数も記録的な高値水準を下回って推移したのが背景。金現物は、米東部時間午後2時14分(1814GMT)時点で、1.1%高の1オンス=1329.90ドル。一時、6月28日以来の安値となる1310.56ドルを付けた。予想以上に良好な内容だった米雇用統計が序盤、金相場の重しとなった。ニューヨーク金先物の8月きり清算値は0.9%高の1331ドル。シンクマーケッツの主任アナリスト、ナイーム・アスラム氏はECBの金融政策について「9月の定例理事会がより重要になりつつあり、一段の量的緩和を行うとの観測が急速に強まっている」と語った。また、BMOキャピタル・マーケッツの卑金属・貴金属取引部門ディレクター、タイ・ウォン氏は「不良債権に対する公的支援という考えは非常に有用だとする(ECB総裁の)ドラギ氏の考えは、金相場の上昇を下支えした」と述べた。ドルは主要通貨バスケットに対し0.2%安。黒田東彦日銀総裁が日本経済を刺激するための「ヘリコプターマネー」の導入を否定したとの報道を受けた。東京貴金属の金相場は反落。終値は、中心限月の2017年6月先ぎりが前日比7円安の4505円、他の限月は7~11円安。日中立ち会いは、20日のニューヨーク金相場が、対ユーロでのドル高進行を受けて下落したことから、ポジション調整の売りが先行した。その後は取引中のNY金相場が強含みで推移したのを眺めて、下げ幅を縮小した。東京ゴールドスポット100の終値は11円安の4523円だった。銀は軟調。80銭~1円40銭安で終了した。白金は堅調。中心限月の17月6月先ぎりは20円高の3696円、他の限月は14~20円高で取引を終えた。円相場の軟化を背景に上昇して始まったあと、いったんは値を消したが、午後は買い直された。パラジウムはNY相場の上昇を眺めて続伸し、65~72円高で取引を終えた。先ぎりは一時2286円と、昨年11月以来約8カ月ぶりの高値を付けた。