金 4,827円 (-29)

プラチナ 3,962円 (-12)

7/20、ニューヨーク市場の金相場は反落し、約3週間ぶり安値水準まで下げた。強い内容の米経済統計を受け株価が上昇、ドルも一時約4カ月ぶり高値を付けたのが背景。堅調な米経済統計により、米連邦準備制度理事会(FRB)が年内に利上げを行う可能性があるとの観測が強まっている。金現物は米東部時間午後2時42分(1842GMT)時点で、1.05%安の1オンス=1317.80ドル。一時、1313.26ドルまで下落した。ニューヨーク金先物の8月きり清算値は1%安の1319.30ドル。ドルは一時、約4カ月ぶり高値まで上昇。6月の米住宅着工件数が予想以上に増加したことが、依然として支援材料となっている。コメルツバンクのアナリスト、ダニエル・ブリーズマン氏は「FRBが年内に利上げを行う可能性が高まっているため、6月初めの金相場の堅調な上昇を受け利食い売りが出ている」と語った。金相場は、欧米株の上昇によっても押し下げられた。ダウ工業株30種平均やS&P500種株価指数が過去最高値を記録する中、投資家のリスク選好が高まった。三菱商事のアナリスト、ジョナサン・バトラー氏は「各中央銀行が一段の金融刺激策を用意する中、市場全体でリスク地合いが改善している」との見方を示す。ただ、国際通貨基金(IMF)は英国の欧州連合(EU)離脱をめぐる先行き不透明感に触れつつ、向こう2年間の世界の成長率予想を下方修正した。投資家は現在、21日の欧州中央銀行(ECB)定例理事会の結果を待っている。東京貴金属の金相場は総じて反発。終値は、中心限月2017年6月先ぎりが前日比19円高の4512円、ほかが17~21円高。日中立ち会いは、前日のニューヨーク金先物が続伸した流れを引き継ぎ、買いが先行して始まった。その後は、取引中のNY金の底堅さと円の引き締まりの強弱材料の綱引きから、もみ合いとなった。円相場は取引終盤に円安方向に振れたものの、影響は限られた。東京ゴールドスポット100は17円高の4534円。銀は10銭安~変わらず。12月きりは出合いがなかった。白金はまちまち。終値は、17年6月先ぎりが2円安の3676円、ほかが2円安~8円高。高寄りしたものの、NYの軟化と円相場の上昇を眺めて、一部限月はマイナス圏に沈んだ。パラジウムは25~50円高。