金 4,856円 (+17)

プラチナ 3,974円 (+7)

7/19、ニューヨーク市場の金相場は株価低迷を受け、小反発した。ただ、6月の米住宅着工件数が大幅に延びたことで、序盤の上げからは押し戻された。金は米東部時間午後3時25分(1925GMT)時点で、0.2%高の1オンス=1331.10ドル。一時1334.88ドルまで上昇した。ニューヨーク金先物の清算値は0.2%高の1332.3ドル。6月の米住宅着工件数は季節調整後の年換算で、前月比4.8%増の119万戸となった。このところ続いていた世界的な株価上昇は、低調な企業決算に加え、英国の欧州連合(EU)離脱による他国経済への影響の兆候が出てきたことを受け、勢いを失った。金は英国が国民投票でEU離脱を決めた直後、2014年3月以来の高値となる1374.71ドルを付けた。その後、複数の堅調な米指標を背景に押し戻されていた。ETFセキュリティーズのニテシュ・シャー氏は「米国の経済指標改善で、米連邦準備制度理事会(FRB)の利上げ余地が若干増した。短期的には、金相場を下押しするかもしれない」と指摘した。金は金利が付かないため、利上げがあっても他資産と違い金利収入の増加という恩恵が受けられない。このため、利上げは金相場にとっては弱気材料となる。投資家は現在、21日の欧州中央銀行(ECB)理事会に注目している。東京貴金属の金相場は、総じて3営業日ぶりに小反落。終値は、2017年6月先ぎりが前営業日比6円安の4493円、ほかは10月きりの4円高を除き、4~8円安。日中立ち会いは、18日のニューヨーク金先物相場が対ユーロでのドル安を背景に小幅高となった上、円相場が軟化したことから、高寄りした。その後、NYはおおむね東京の寄り付き時付近で推移したが、円が引き締まったため、手じまい売りが出た。東京ゴールドスポット100は5円安の4517円。銀は20銭~1円安。8月当ぎりは出合いがなかった。白金も下落。小幅まちまちに寄り付いた後、NY安や円の引き締まりを受け、17年6月先ぎりが21円安の3678円、ほかは20~27円安で取引を終えた。パラジウムは期先が17~21円安。期近3限月は約定されなかった。