金 4,825円 (+14)

プラチナ 3,974円 (+50)

7/14、ニューヨーク市場の金相場は下落し、一時は2週間ぶりの安値を付けた。英イングランド銀行(中央銀行)が市場予想に反して政策金利を据え置いた後で、世界の株価がプラス圏を維持したことが背景。英中銀は英国の欧州連合(EU)離脱決定の経済への影響を見極めた上で、3週間後の次回会合で景気刺激策を講じる公算が大きいと述べた。米国の主要2株価指数は金融大手の第2四半期業績への明るい見方からザラバベースの過去最高値を更新。一方ドル(指数)は3日続落した。金現物相場は最大1.7%下落し、6月30日以来の安値となる1オンス=1319.82ドルを付けた後で、米東部時間午後2時42分(1842GMT)時点では0.8%安の1332.10ドル。ニューヨーク商品取引所(COMEX)の8月きり清算値は0.9%安の1332.2ドル。シティグループのストラテジスト、デービッド・ウィルソン氏は「英国では新しい首相が就任し、英中銀が刺激策を講じるとの予想と相まって、市場に安心感をもたらした。よって金相場は軟化しており、その他の資産は上昇している」と指摘。その上で「まだ始まっていない英国のEU離脱のプロセス全体は金融面でのリスクを暗示しており、それは中期的には金相場にとって支援材料になるだろう」と語った。6週連続で上昇した金相場は、8日に強めの米雇用統計が出て以降はいくらか圧迫されている。同統計で米連邦準備制度理事会(FRB)の利上げの確率が高まったと一部では受け取められた。東京貴金属の金相場は反発。終値は、中心限月2017年6月先ぎりが前日比32円高の4492円、ほかが29~34円高。日中立ち会いは、前日のニューヨーク金相場の反発を映し、買い戻しなどが先行して始まった。その後、追加材料待ちでもみ合いとなったが、おお引けにかけて為替の円安・ドル高進行を背景に上げ幅を拡大し、この日の高値で取引を終える限月が相次いだ。東京ゴールドスポット100の終値は、29円高の4507円。銀は小じっかり。期中・期先の終値は20~90銭高。白金は4営業日続伸。NY高や円安を眺め、17年6月先ぎりが32円高の3664円、他限月が30~33円高で終了した。パラジウムの終値は、出合いのなかった12月きりを除き10~34円高。