金 4,721円 (-35)

プラチナ 3,758円 (-17)

7/7、ニューヨーク市場の金相場は反落。良好な米雇用関連指標を受けてドル高が進んだのが背景。英国の欧州連合(EU)離脱決定をめぐる懸念で前日まで6営業日続伸し、2年超ぶりの高値を付けていた。6月23日のEU離脱をめぐる英国民投票以降、金融市場はボラティリティーが極めて高く、株式市場が打撃を受けたほか、一部の債券利回りは記録的な低水準まで落ち込んだ。金現物は米東部時間午後2時41分(1841GMT)時点で0.2%安の1オンス=1360.26ドル。前日は一時、2014年3月以来の高値となる1374.91ドルまで上昇した。ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金8月きりの清算値は5ドル(0.4%)安の1オンス=1362.10ドル。三菱商事のアナリスト、ジョナサン・バトラー氏は、ドル高は金相場にとって逆風だが、英国民投票後10%超上昇しており、さらに上昇するとみられると指摘。「1381ドルに向かう可能性がある」と語った。トレーダーは、8日発表の米雇用統計の非農業部門就業者数を受けた連邦準備制度理事会(FRB)の見通しの手掛かりを待っている。HSBCセキュリティーズ(ニューヨーク)の主任金属アナリスト、ジェームズ・スティール氏は「債券利回りはわずかに上昇したが、金融や経済のファンダメンタルズに変化がないため、金相場の下落幅は幾分限られる」と説明。利食い売りが相場を圧迫していると付け加えた。さらに、「あすは重要な日になるだろう。米雇用統計が良好な内容であれば、金相場にとって再び圧迫材料になるとの懸念がある」と述べた。東京貴金属の金相場は反落。終値は、2017年6月先ぎりが前日比16円安の4409円、他限月は13~20円安。日中立ち会いは、ニューヨーク金先物相場の中心限月8月物が、前日の東京の取引終了時の水準を下回っていたことから小安く始まった。その後は、NYの堅調を眺めて切り返す場面もあったが、円相場の引き締まりに圧迫され、マイナス圏に沈んだ。東京ゴールドスポット100は21円安の4433円。銀は期先3限月が1円~1円10銭安。白金はNY高になびき続伸。終値は、17年6月先ぎりが28円高の3495円、ほかは19~32円高。パラジウムは10円安~11円高。8月当ぎりは出合いがなかった。