金 4,740円 (+51)

プラチナ 3,746円 (+108)

7/1、ニューヨーク市場の金相場は1%超上昇。このまま推移すれば、週間ベースで5週続伸となる見通し。ドル安や英国の欧州連合(EU)離脱決定を受けて追加の金融緩和策が行われるとの見通しが支援材料となった。英国が先週の国民投票でEU離脱を決定するまでの間、先行き不透明感を背景に買いが殺到し、安全資産としての金への需要が高まった。英国民投票の前は、世界経済の成長をめぐる懸念、米連邦準備制度理事会(FRB)のイエレン議長のハト派的な発言、小口需要が金相場を下支えしていた。金現物は米東部時間午後2時23分(1808GMT)時点で1オンス当たり1.2%高の1341.40ドル。6月は月間ベースで8.8%高と、2月以来の大きな上げ幅だった。ニューヨーク商品取引所(COMEX)の先物8月きりの清算値は1.4%高の1339ドル。フォレックス・ドット・コムの市場アナリスト、ファワド・ラザクザダ氏はメモで「英国のEU離脱への関心がやや薄れ、経済的なファンダメンタルズや米金融政策により注目が集まる中、来週はドルや貴金属が再び焦点となるだろう」と指摘した。アナリストによると、世界経済をめぐる懸念により、今後数カ月間に米国が利上げを行う可能性は低くなっている。ただ、米経済指標が左右する部分が大きく、市場では手掛かりとして、特に米労働省が8日に発表する6月の非農業部門の就業者数が注目される見通しだ。ラザクザダ氏によれば、堅調な内容の米雇用統計が示されれば、少なくとも一時的にドル高が進み、金相場は下落する可能性がある。東京貴金属の金相場は軒並み上伸。終値は、中心限月2017年6月先ぎりが前日比57円高の4378円、ほかが56~61円高。日中立ち会いは、取引中のニューヨーク金先物の戻りと円相場の軟化を受け、買いが先行して始まった。その後、NY金の堅調推移を眺め、上げ幅を拡大した。東京ゴールドスポット100は、62円高の4402円。銀は続伸。終値は、2円80銭~4円高。17年6月先ぎりは一時63円60銭に上昇、継続足で約1年ぶりの高値を付けた。安全資産として買い進まれた金に比べ、出遅れ感が強かったことから、取引中のNY銀の大幅上昇に支えられた。白金は3営業日続伸。終値は、17年6月先ぎりが82円高の3404円、ほかが78~95円高。NY高と円高を背景に高寄りし、その後もNYの強地合いを眺め水準を切り上げた。パラジウムは17~36円高。