金 4,689円 (+45)

プラチナ 3,638円 (+81)

6/30、ニューヨーク市場の金相場はほぼ横ばい。他市場が安定化の兆しを見せているのが背景。英国の欧州連合(EU)離脱決定を受け、このまま推移すれば月間ベースでは2月以来の大きな上げ幅となる見通し。先週の英国民投票を受けて投資家が安全資産とされる金に資金を投じ、株式、債券、為替相場は下落。これにより、金相場は一時1オンス=1358.20ドルと、約2年ぶり高値まで上昇した。ただ、英国民投票をめぐる当初の混乱は沈静化し、世界の株式市場の株価は3日続伸、債券利回りも記録的な低水準で推移している。英イングランド銀行(中央銀行)のカーニー総裁は、夏にかけて一段の刺激策が必要になる可能性があるとの見方を示した。金現物は米東部時間午後3時31分(1931GMT)時点で1オンス当たり0.2%高の1320.90ドル。ニューヨーク商品取引所(COMEX)の先物8月きりの清算値は0.5%安の1320.60ドル。USバンク・ウェルス・マネジメント(シアトル)の上級投資ストラテジスト、ロブ・ハワース氏は「英国からの政治的なニュースをみんな待っている」と指摘。MKSの取引責任者、アフシン・ナバビ氏は、利食い売りと現物需要の不足により、金相場は四面楚歌(そか)状態のままだと語った。金相場は月初来8.7%高。このまま推移すれば四半期ベースで2期続伸、上半期で24.4%高となる。東京貴金属の金相場は小幅まちまち。終値は、中心限月2017年6月先ぎりが前日比1円安の4321円、他限月は6円安~2円高。日中立ち会いは、29日のニューヨーク金先物相場が、ドル安・ユーロ高を受け上昇した上、円相場の対ドルでの軟化を映し堅調に始まった。その後は、NY、為替相場ともに小動きで決め手を欠く中、ポジション調整の売りに押され、水準を切り下げた。東京ゴールドスポット100は3円高の4340円。銀は前日のNY高を映し70銭~1円70銭高。白金は続伸。NY高や円の軟化を受け、買い先行で始まった。その後も、NYの堅調推移を眺め、引き締まった。終値は、中心限月17年6月先ぎりが77円高の3322円、ほかは72~80円高。パラジウムも続伸し、39~102円高で引けた。