金 4,651円 (+107)

プラチナ 3,456円 (-48)

6/27、ニューヨーク市場の金相場は続伸。先週末に付けた2年超ぶり高値近辺を維持した。英国の欧州連合(EU)離脱(ブレグジット)決定をめぐる不安から、株式が売られ、安全資産が買われた。シャープス・ピクスレイのロス・ノーマン氏は「高度に投機的な流れの、短期の戦術的な金買いは歴史的に長続きしないが、他市場、他地域への波及を懸念する長期の投資家も買いを入れている」と説明した。金現物は一時1.5%高の1オンス=1335.30ドルを付けた後、米東部時間午後3時16分(1916GMT)までに0.8%高の1326.26ドル。ニューヨーク商品取引所(COMEX)の先物8月きりの清算値は2.30ドル(0.2%)高の1324.70ドル。ETF証券のマーティン・アーノルド氏は英国民投票後の混乱について、「EU離脱交渉のタイミングをめぐる不透明さは、投資家の警戒を強め、金やドルが買われただけでなく、ポンドを圧迫し続け、国内レベルで経済活動の永続的な損失につながっている」と指摘した。アナリストや専門家の間では、米連邦準備制度理事会(FRB)が想定していた年内2回の利上げも棚上げされた公算が大きいとみられている。ゴールドマン・サックスは、ブレグジットは米金利の道筋により持続的な影響が及ぶことを示しているとして、金相場見通しを引き上げた。UBSウェルス・マネジメント・リサーチは、英国民投票を受けた不安や、年内1回の米利上げ予想に基づき、3カ月の金相場予想を1275~1425ドル、1年予想を1275ドルに引き上げた。SPDRゴールド・トラストの保有高は24日、2%急増し、2013年7月以来の水準に達した。東京貴金属の金相場は総じて3日続伸。終値は、中心限月2017年4月先ぎりが前週末比12円高の4335円、ほかが変わらず~28円高。日中立ち会いは、前週末のニューヨーク金先物相場が、英国の欧州連合(EU)離脱決定を受けて急伸した流れを引き継ぎ、3日続伸して始まった。その後は、NY金の上げ一服と円相場の上昇に圧迫され、上げ幅を削った。銀は期先が軟調。東京ゴールドスポット100は18円高の4344円。白金は総じて4営業日ぶりに反発。2番ぎり以降が反発して寄り付いた後はもみあった。17年4月先ぎりは24円高の3241円、他限月が7円安~26円高。パラジウムは期先3限月がまちまち。