金 4,690円 (+107)

プラチナ 3,504円 (-24)

6/24、ニューヨーク市場の金相場は英国民投票で離脱派が勝利したことを受けて、リスクが低いと見なされる資産に対する買いが集まる中、急伸した。一時8%高と、2年超ぶりの高値を付けた。ポンド建てでは、金は早い段階で一時21%高を記録し、1オンス=1000ポンドの水準を上回った。ユーロ建てでは13%高まで上げた。金現物の高値は1オンス=1358.20ドル。米東部時間午後2時49分(1849GMT)時点では、4.9%高の1317.20ドルとなった。ニューヨーク市場の金先物8月きりの清算値は4.7%高の1322.4ドル。一時1362.60ドルまで上げた。ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物の出来高は57万6850枚と、過去2番目の水準を記録した。5770万オンスに相当し、金額ベースでは約763億ドル。インドスエズ・ウェルス・マネジメントの主任エコノミスト、マリー・オーウェンズ・トムセン氏は「英EU離脱は、全般的なリスクオフムードをもたらすため、金には追い風だ。金はだれにとっても自明の逃避先資産になる」と指摘。「国民投票で離脱派が勝利したことで、金は一段高となり、1350~1360ドルの水準を抜ける可能性がある。その後は1400ドル台を目指す」と予想した。金はポンド建てで14%高の961.82ポンド。オーバーナイトでは一時、1019.03ポンドとなった。ユーロ建てでは7.3%高の1182.47ユーロ。一時1244.34ユーロまで上げた。ロンドン市内の金ディーラーによると、小口投資家の金貨や金塊への需要が急増し、一部で在庫が逼迫(ひっぱく)しているという。東京貴金属の金相場は大幅続伸。終値は、中心限月2017年4月先ぎりが前日比85円高の4323円、ほかは80~86円高。日中立ち会いは、円の軟化を受けて高寄りした後、欧州連合(EU)離脱を問う英国民投票の開票状況を眺めて不安定な動きの中、一時は先ぎりが5カ月ぶりの安値を付けるなど、マイナス圏に沈んだ。その後、英国のEU離脱が確実となったことから取引中のニューヨーク金先物が急騰したのになびき、上値を追った。東京ゴールドスポット100は80円高の4326円。銀は約定された6月当ぎりと期先2限月が10銭安~3円高。白金は3日続落。終値は、17年4月先ぎりが53円安の3217円、ほかは51~58円安。円の緩みを受けて高寄りしたものの、その後は為替の円高・ドル安を眺めて値を消した。パラジウムは81円安~34円高。6月当ぎりは出合いがなかった。