金 4,549円 (-22)

プラチナ 3,540円 (+12)

6/22、ニューヨーク市場の金相場は続落し、2週間ぶり安値を付けた。前日は1日の下落幅として、4週間ぶりの大きさだった。23日の英国民投票で欧州連合(EU)残留が決まるとの期待からリスク回避姿勢が後退し、株価が強含んだ。金相場は21日、2件の世論調査で英国のEU残留の公算が大きいことが示されたことを受け、2%近く下落した。先週は、EU離脱への懸念から約2年ぶり高値まで上昇していた。商品投資企業ロジック・アドバイザーズの共同創設者ビル・オニール氏は「残留派が上回った場合、金相場はあまり下落せず、離脱が決定した場合は大幅高になると考えている」と述べた。金現物相場は一時、2週間ぶり安値となる1オンス=1261.01ドルを付けた後、やや値を戻し、米東部時間午後2時35分(1835GMT)時点で、前日の取引後半とほぼ変わらずの0.1%安の1266.60ドルとなった。ニューヨーク商業取引所(NYMEX)の先物8月きりの清算値は0.2%安の1270ドル。コメルツ銀行のアナリスト、ダニエル・ブリーズマン氏は「米商品先物取引委員会(CFTC)の17日夕の発表では、金の買い持ちが記録的高水準に達した」と説明。さらに「英国民投票をめぐる世論の変化を受け、投機筋が損切りのために買い持ちを整理しているのが現在の状況だ。EU離脱の可能性が依然低いため、現時点ではこの手じまいの動きが相場の重しになっている」とコメントした。EU残留への楽観的な見方が広がる中、株価と英ポンド相場は上昇した。東京貴金属の金相場は続落。終値は、中心限月2017年4月先ぎりが前日比61円安の4232円、ほかは56~62円安。日中立ち会いは、21日のニューヨーク金先物が、英国の欧州連合(EU)離脱懸念の後退などを背景に下落した流れを引き継ぎ、売り先行で始まった。その後も、取引中のNY金の軟調地合いを眺め、水準を切り下げた。東京ゴールドスポット100は56円安の4240円。銀は期先3限月が70~90銭安。白金は反落。終値は、17年4月先ぎりが30円安の3297円、ほかは29~35円安。NY安を受け安寄りした後は、円、NY相場ともに小動きで手掛かりを欠き、小幅レンジでもみ合った。パラジウムは期先2限月が2円安~23円高で取引を終えた。