金 4,571円 (-49)

プラチナ 3,528円 (-21)

6/21、ニューヨーク市場の金相場は続落。世界的な株価上昇のほか、23日に行われる英国民投票で、英の欧州連合(EU)離脱の可能性が後退し、10日ぶり安値に沈んだ。金現物は一時、約1.9%安の1オンス=1265.40ドルまで下げ、米東部時間午後2時42分(1842GMT)時点では1.6%安の1269.80ドル。ニューヨーク商品取引所の金先物8月きりの清算値は、1.5%安の1オンス=1272.50ドル。20日に発表された二つの世論調査で、EU残留支持派が幾分か勢いを取り戻した。ただ、もう一つの世論調査では、離脱支持派が僅差でリードしているとの結果が示された。ABNアムロのアナリストは「EU離脱の可能性が低下すればリスク資産が買われ、金の下落圧力は高まる」と分析した。米連邦準備制度理事会(FRB)のイエレン議長がこの日議会証言で、世界的なリスクや米国の雇用減速により、追加利上げに慎重な見方を示したが、金は下げ幅を拡大した。マッコーリーのアナリスト、マシュー・ターナー氏は「残留派が勝利するとの確信が市場に広がり過ぎているようだ」と述べ、EU残留となればFRBが利上げに踏み切る可能性が高まり、金相場にとっては弱材料になると指摘。離脱となればむしろドル高が進み、金の上げ幅は限られると予想した。東京貴金属の金相場は小反落。終値は、中心限月の2017年4月先ぎりが前日比9円安の4293円、他の限月は5~10円安。週明け20日のニューヨーク市場で、英国の欧州連合(EU)離脱に対する懸念が後退し、安全資産とされる金が売られた流れを引き継ぎ、日中立ち会い序盤は手じまい売りが先行した。その後、値頃の買いに切り返す場面もみられたが、取引中のNY金塊先物相場が軟調に推移したことから、結局はマイナス圏で取引を終えた。東京ゴールドスポット100は9円安の4296円で終了した。銀は20銭安~70銭高と小動き。白金は9営業日ぶりに反発。中心限月の17年4月先ぎりは68円高の3327円、他の限月は61~71円高。市場のリスク懸念の後退を背景にNY白金相場が上昇し、円相場が軟化したことから、終日強含みで推移した。パラジウムは約定した期先2限月が19~37円高だった。