金 4,635円 (+21)

プラチナ 3,509円 (-18)

6/17、ニューヨーク市場の金相場は反発。ドル安が支援材料となったほか、米連邦準備制度理事会(FRB)当局者の利上げに関する慎重なコメントを受け、1%以上値を上げた。週ベースでは、3週連続の上昇を確保しそうだ。ドルは主要通貨のバスケットに対し、ここ2週間で最大の下げを記録。ドル建ての金を他通貨に対して割安とした。米東部時間午後3時02分(1902GMT)時点で、金現物は1.2%高の1オンス=1293.80ドル。週ベースでは1.5%高となった。ニューヨーク市場の金先物8月きりの清算値は、0.3%安の1294.80ドル。2014年8月以来の高値1315.55ドルを付けた前日の水準を大幅に下回った。三菱商事のストラテジスト、ジョナサン・バトラー氏は「資金の逃避先資産として、金は復活しつつある。ユーロ圏政府債の金利はマイナス圏にあり、投資家にとって選択できる逃避先資産がほとんどない」と話した。米セントルイス連銀のブラード総裁は、FRB当局者らの政策金利動向予想が「あまりに急激な利上げ」を見込んでいると指摘。「フェデラルファンド(FF)金利先物市場はFRB当局者の予想を信じていないようだ。市場は大幅に緩やかな利上げペースを織り込んでいる」と述べた。金利の付かない資産の金は金利上昇に対して非常に敏感となる。金利上昇は金保有の機会費用を高める。商品投資会社ロジック・アドバイザーズの共同創業者、ビル・オニール氏は「ブラード総裁の発言は明らかに(金には)強材料だ」と分析。「FRBの7月利上げも事実上、議論の対象から外れた。金相場はこうした動向を踏まえている」と述べた。東京貴金属の金相場は続落。終値は、中心限月2017年4月先ぎりが前日比70円安の4290円、ほかが58~76円安。日中立ち会いは、ニューヨーク金先物相場が東京の前日の大引け時点よりも水準を切り下げているのを受け、手じまい売りが先行して始まった。その後、NY金の軟調推移や円の引き締まりを背景に下げ幅を拡大した。東京ゴールドスポット100は58円安の4300円。銀は約定された期先3限月が1円10銭~1円50銭安。白金は7営業日続落。終値は、17年4月先ぎりが27円安の3274円、ほかが19~34円安。安寄りした後、安値圏でもみ合った。パラジウムは出合いがなかった10、12月きりを除き、4円安~15円高。