金 4,704円 (+24)

プラチナ 3,575円 (+9)

6/15、ニューヨーク市場の金相場は6営業日続伸し、一時約6週間ぶりの高値を付けた。米連邦準備制度理事会(FRB)が2017年の経済成長見通しを下方修正し、来年の金融引き締めにあまり積極的な姿勢を示さなかったのが背景。FRBは予想通り、政策金利を据え置いた。ただ、年内2回の利上げを想定。米労働市場は最近の減速を受け、強固になると予想している。世界の株式市場は一時的に上昇した一方、ドルは主要通貨バスケットに対して下げ幅を拡大した。金現物は米東部時間午後2時48分(1848GMT)時点で、0.7%高の1オンス=1293.86ドル。一時、5月3日以来の高値となる1296.70ドルまで上昇した。ニューヨーク商業取引所(NYMEX)の先物8月きりの清算値は0.20ドル高の1288.30ドル。BMOキャピタルマーケッツ(ニューヨーク)の卑金属・貴金属取引部門ディレクター、タイ・ウォン氏は「驚いたのは、FRBが長期的な成長見通しを下方修正したことだ」と指摘。「金相場はこれを受けて徐々に上昇しているが、利回りの低下とドル安が進む中、すぐに1300ドルを再び試す値動きを見せない場合、期待外れの結果となる可能性もある」と語った。CIBCキャピタル・マーケッツ(トロント)のディレクターでシニアエコノミストのロイス・メンデス氏は「年内の利上げ回数に関する連邦公開市場委員会(FOMC)委員の中央値は依然として2回だが、6人が1回と予想した。3月は1人しか1回と予想していなかった」と指摘。その上で、FRBは9月まで利上げを行わないとの見方を示した。英国の欧州連合(EU)離脱懸念を背景に株式などのリスク資産が大幅に下落する中、金相場は前日まで5営業日続伸した。東京貴金属の金相場は反発。終値は、中心限月2017年4月先ぎりが前日比38円高の4371円、ほかは36~39円高。日中立ち会いは、14日のニューヨーク金先物が、英国の欧州連合(EU)離脱懸念に伴うリスクオフの動きに安全資産として買われた地合いを引き継ぎ、高寄りした。その後は、米連邦公開市場委員会(FOMC)の声明発表を控えて模様眺めムードが強まり、小幅なレンジでもみ合った。東京ゴールドスポット100は36円高の4380円。銀は変わらず~70銭高。8月きりは出合いがなかった。白金は5営業日続落。終値は、17年4月先ぎりが13円安の3341円、他限月は10~27円安。前日のNY安を受け安寄りした後、取引中のNY相場の戻りを眺め下げ幅を縮小した。パラジウムは89円安~2円高で取引を終えた。8月きりは約定されなかった。