金 4,680円 (-8)

プラチナ 3,566円 (-79)

6/14、ニューヨーク市場の金相場は上昇し、ほぼ6週間ぶり高値を付けた。23日の英国の国民投票で欧州連合(EU)離脱が支持されるとの懸念や、米連邦準備制度理事会(FRB)が14~15日の金融政策決定会合で追加利上げを見送るとの観測が背景。金現物は米東部時間午後2時51分(1851GMT)時点で、0.1%高の1オンス=1285.06ドル。一時1289.80ドルまで上昇した。ニューヨーク市場の金先物清算値は0.1%高の1288.10ドル。ポンド建ての金はポンドが8週間ぶり安値を付けたことを受け、ほぼ3年ぶり高値の913.09ポンドまで上伸した。ETFセキュリティーズのアナリスト、マーティン・アーノルド氏は「英国民投票が金相場上昇のカギであることは明白だ。世論調査ではEU離脱派が優勢で、不確実性が出ているためだ」と話した。金は不安定な経済・金融情勢下ではヘッジ資産としみなされることが多く、各国中央銀行の政策決定を今週に控え、リスク回避で買われている。FRBは今回の連邦公開市場委員会(FOMC)で、金利据え置きを決める見通し。金は金利が付かないため、利上げ時に金を保有し続けると他の資産なら得られたはずの金利収入を受け取れないことになる。東京貴金属の金相場は7営業日ぶり反落。終値は、中心限月の2017年4月先ぎりが前日比10円安の4333円、他の限月は10~12円安。週明け13日のニューヨーク商品取引所(COMEX)の金塊先物相場が、英国の欧州連合(EU)離脱への警戒感から安全資産として買われた流れを引き継ぎ、序盤は買いが先行した。しかしその後は円相場が強含みで推移する中で利食い売りが強まり、終盤は取引中のNY金相場が値を消したのにつれて、下げ足を速めた。東京ゴールドスポット100は13円安の4344円で取引を終えた。銀は小動き。40銭安~50銭高で終了した。白金は続落。中心限月の17年4月先ぎりは11円安の3354円、他の限月は4~20円安で終了した。序盤はNY白金相場の反発を受けた買いが先行したが、その後は伸び悩み、終盤はNY白金の下げにつれて値を沈めた。パラジウムは約定した3限月が75円安~6円高で取引を終えた。