金 4,688円 (0)

プラチナ 3,645円 (-15)

6/13、ニューヨーク市場の金相場は4営業日続伸。今週主要中央銀行の金融政策決定会合や、欧州連合(EU)離脱の是非を問う英国民投票を23日に控え、投資家のリスク回避姿勢が強まり、5月中旬以来の高値を付けた。英ポンドが対ドルで2カ月ぶりの安値に沈んだため、ポンド建ての金は1.9%高と3年ぶりの高値となる1オンス=909.83ポンドに上伸した。金現物は米東部時間午後2時58分(1858GMT)時点で、0.6%高の1オンス=1281.96ドル。一時1287ドルの高値を付けた。ニューヨーク商業取引所(NYMEX)の先物8月きりの清算値は0.9%高の1286.90ドル。米連邦準備制度理事会(FRB)による利上げ観測の後退で、金は今月に入って急伸している。予想より弱い内容の5月の米雇用統計が3日に発表され、この夏の利上げ観測がほぼ消えたことで、それ以降6%上昇している。ダンスケ銀行の上級アナリスト、イェンス・ペデルセン氏は「雇用統計を踏まえると、6月か7月の利上げは織り込まれなくなった。さらに、英国がEUを離脱する可能性も再び浮上しているようだ。この二つが金の恩恵になっている」と分析した。シティは13日付の報告書で、「金はEU離脱に関する世論調査に伴い変動している」と指摘した。東京貴金属の金相場は小幅ながらも6営業日続伸。終値は、中心限月2017年4月先ぎりが前週末比7円高の4343円、ほかは3~7円高。日中立ち会いは、前週末10日のニューヨーク金先物相場が、安全資産としての物色買いに続伸した流れを受け継ぎ、高寄りした。その後は、NYの上げ一服や円の引き締まりを眺め、一時マイナス圏に沈んだが、終盤、NYの上昇に追随して切り返した。東京ゴールドスポット100は7円高の4357円。銀は当ぎりと期先2限月が50銭~80銭安。白金は3日続落。NY安を受け安寄りした後も、円相場の一段高を映し下げ幅を拡大。17年4月先ぎりが61円安の3365円、他限月は53~64円安。パラジウムも、期先2限月が安寄り後、下値を追い、当ぎりを含めた3限月が43~75円安で引けた。