金 4,585円 (-18)

プラチナ 3,691円 (-1)

6/7、ニューヨーク市場の金相場は軟調。ただ、米連邦準備制度理事会(FRB)による早期の追加利上げ観測が一段と後退したことが支えとなり、前日に付けた2週間ぶり高値圏にとどまっている。現物は米東部時間午後2時58分(1858GMT)時点で0.1%安の1オンス=1243.43ドル。前日は、5月24日以来の高値となる1248.40ドルを付けた。ニューヨーク商業取引所(NYMEX)の先物8月きりの清算値は、40セント安の1247ドル。イエレンFRB議長は6日、米経済についておおむね楽観的な見通しを示し、追加利上げはあると表明した。ただ、ソシエテ・ジェネラルのアナリスト、ロビン・バー氏は「イエレン氏は、利上げの時期を示さなかった」と指摘した。金利がつかない金にとって、利上げは相場の重しとなる。利上げの結果進むドル高も圧迫要因。米セントルイス地区連邦準備銀行のブラード総裁と、アトランタ連銀のロックハート総裁はともに、6月の金融政策決定会合での利上げの可能性をほぼ排除。その後の利上げは可能との見方を示した。ICBCスタンダード・バンクのアナリスト、トム・ケンドール氏は「今後数週間は、金を売る理由はない」と話した。東京貴金属の金相場は続伸。終値は、中心限月2017年4月先ぎりが前日比30円高の4285円、ほかは30~32円高。日中立ち会いは、6日のニューヨーク金先物相場が、低調な内容だった米雇用統計を映し上昇したほか、為替が円安・ドル高方向に進んだことから買い先行で始まった。その後、NY相場が下落する一方、円が軟化するなど強弱材料が交錯し、もみ合った。東京ゴールドスポット100は30円高の4300円。銀は夜間で約定した12月きりの20銭安を除き、20銭~50銭高と小幅高。8月きり、10月きりは出合いがなかった。白金は続伸。終値は、中心限月17年4月先ぎりが51円高の3436円、ほかは44~55円高。NY高と円安を背景に買い優勢に始まり、その後も円の軟化から堅調を維持した。パラジウムは14~27円高。8月当ぎりと12月きりは取引が成立しなかった。