金 4,547円 (-26)

プラチナ 3,602円 (-66)

6/2、ニューヨーク市場の金相場はほぼ横ばい。欧州中央銀行(ECB)によるインフレ見通しの上方修正が限定的だったことを受け、ドルが上昇に転じた一方、5月の米雇用統計発表を控えて投資家が慎重な姿勢を維持した。ECBは主要政策金利の据え置きを決定。ドラギ総裁は、インフレ率が向こう数カ月間にわたって引き続き極めて低い水準かマイナス圏で推移する可能性があるとの見方を示した。現物は米東部時間午後1時54分(1754GMT)時点で0.1%安の1オンス=1210.96ドル。ニューヨーク商品取引所(COMEX)の先物8月きりの清算値は0.2%安の1212.60ドル。USバンクウエルス・マネジメント(シアトル)の上級投資ストラテジスト、ロブ・ハワース氏は「米連邦準備制度理事会(FRB)やドルのトレンドがどのようなものか明確になるまで、ある種のレンジ内の値動きだ」と指摘。「イエレン議長やFRBの動きに対する見方が変わる新たな情報はなく、あすの米雇用統計が大きなニュースになる」と語った。投資家は現在、3日に発表される米国の非農業部門の就業者数に注目している。堅調な内容であれば、14、15の両日に開かれる連邦公開市場委員会(FOMC)での利上げ観測が強まる可能性がある。ジュリアス・ベアのアナリスト、カーステン・メンケ氏は「夏の利上げの可能性が一段と高まるかどうか確証を求めている」と述べた。東京貴金属の金相場は続落。終値は、中心限月2017年4月先ぎりが前日比34円安の4248円、ほかが34~41円安。日中立ち会いは、米早期利上げ観測に伴うニューヨーク金先物相場の下落や為替の円高・ドル安を受け、手じまい売りなどが先行して始まった。その後、円相場の引き締まりを眺め、水準を切り下げた。東京ゴールドスポット100は、34円安の4266円。銀は小安い。白金は続落。終値は、17年4月先ぎりが47円安の3406円、ほかが36~48円安。安寄り後、円の引き締まりに下げ幅を広げた。パラジウムは期先2限月が小幅安。