金 4,640円 (-14)

プラチナ 3,765円 (-34)

5/25、ニューヨーク市場の金相場は下落し、一時、約7週間ぶり安値を付けた。24日発表された米新築一戸建て住宅販売件数が8年ぶりの多さとなり、米連邦準備制度理事会(FRB)が近く利上げに踏み切るとの見方が強まったことを受けた。ただ、ドルが主要通貨バスケットに対し続落したため、下げ幅を縮小した。金現物相場は米東部時間午後3時18分(1918GMT)時点で1オンス当たり0.2%安の1223.93ドル。4月6日に付けた安値1217.25ドルは上回っている。ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物6月きりの清算値は0.4%安の1223.80ドル。実物資産運用会社コーヘン&スティアーズの商品戦略担当ポートフォリオマネジャー、ニック・クソフタス氏は「金はドルの値動きとの相関性がとても高い」と指摘。英マークイット社が発表した米国のサービス業購買担当者景況指数(PMI)が予想より低かったことを受けてドルが下落する中で、金相場は下げ幅を縮めたと述べた。金相場は18日に公開された4月の米連邦公開市場委員会(FOMC)の議事要旨で早期利上げ観測が復活して以降、4%超値下がりしている。ブローカーのシンク・フォレックスの主任市場アナリスト、ナイーム・アスラム氏は「トレーダーらはFRBが6月に利上げすると考えている」と話した。世界最大の金上場投資信託(ETF)、SPDRゴールド・シェアーズの金保有高は24日、1カ月ぶりに減少した。価格に敏感なアジアの金バイヤーの取引は活発だったが、相場を持続的に押し上げることはできなかった。東京貴金属の金相場は3日続落。終値は、中心限月の2017年4月先ぎりが前日比39円安の4313円、他の限月は37~41円安。24日のニューヨーク市場で、米追加利上げ観測を背景にドル高・ユーロ安が進み、ドル建てのNY金相場が下落したことから、日中立ち会いは手じまい売りが先行した。その後も下げ幅を拡大し、先ぎりは一時4309円と、4月中旬以来約5週間ぶりの安値に沈んだ。東京ゴールドスポット100は41円安の4332円。銀はしっかり。期先2限月が20~30銭高で終了した。白金はまちまち。中心限月の17年4月先ぎりが5円安の3527円、他の限月は5円安~10円高。円相場の下落が下値を支える一方で、取引中のNY白金相場が取引終盤にかけて軟調に推移したことが圧迫要因になり、方向感を欠いた。パラジウムは26~46円安で取引を終えた。