金 4,654円 (-52)

プラチナ 3,799円 (-12)

5/24、ニューヨーク市場の金相場は続落し、4週間ぶり安値を付けた。米連邦準備制度理事会(FRB)当局者のタカ派的発言を受け、ドルが対主要通貨バスケットで2カ月ぶり高値を付けたことが相場を圧迫した。先週に発表された米連邦公開市場委員会(FOMC)の議事要旨で高まった早期の追加利上げ観測やドル高を背景に、金は今月4%超下落。月間の下げ幅は、昨年11月以来の大きさとなる見通しだ。金には金利が付かないため、利上げは相場の下押し要因となる。ドル建てのため、利上げを受けたドル高も重しになる。金現物は米東部時間午後1時55分(1755GMT)時点で1.5%安の1オンス=1229.25ドル。一時は1227.70ドルまで下げた。ニューヨーク金先物6月きりの清算値は1.8%安の1229.20ドル。オックスフォード・エコノミクスのアナリスト、ダニエル・スミス氏は「利上げを示唆する多くの材料が一度に出てきてた。米国の経済は良い一方、雇用は弱い。原油価格は上昇している」と話した。複数のFRB当局者は23日、金利が長期にわたって過度に低水準にとどまれば金融安定へのリスクとなり、来年も利上げは続くとの見解を示した。今週もFRB当局者の講演などが続く予定で、数カ月以内の利上げ支持の発言をするとみられる。東京貴金属の金相場は続落。終値は、中心限月の2017年4月先ぎりが前日比39円安の4352円、他の限月は31~40円安。日中立ち会いは、ニューヨーク金先物相場が米連邦準備制度理事会(FRB)の利上げ観測を背景に4営業日続落した上、円相場が上昇したことから、売りが先行した。その後もNYの地合いの弱さや、円の堅調ぶりを受け水準を下げ、この日の安値圏で取引を終えた。東京ゴールドスポット100は40円安の4373円。銀は下落。金の続落を眺めて小口の整理売りが出た。終値は30銭~1円40銭安。白金は続落。中心限月の17年4月先ぎりが59円安の3532円、他の限月は59~70円安。NY安と円の引き締まりを受け、弱気売りが広がった。先ぎりは一時3525円と、4月21日以来約1カ月ぶりの安値を付けた。パラジウムは34~46円安で終了した。