金 4,773円 (-21)

プラチナ 3,886円 (-40)

5/18、ニューヨーク市場の金相場は下落。4月の米連邦公開市場委員会(FOMC)の議事要旨が公開され、早期利上げ観測が高まったことで、ドルが3週間ぶり高値に上昇したことが嫌気され、1%超下落した。議事要旨によると、4~6月期の経済成長の加速や物価上昇、堅調な雇用が経済指標で確認されれば、米連邦準備制度理事会(FRB)は来月利上げする公算が大きい。FRB当局者が17日に6月か7月の利上げを支持する考えを示し、別の2人の当局者も年内に最大3度の利上げを予測した。金現物相場はFOMCの要旨発表後に1オンス=1262.45ドルの安値を付け、米東部時間午後2時29分(1829GMT)時点では1.28%安の1263.20ドル。ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物6月きりの清算値は、0.2%安の1274.4ドル。17日に発表された4月の消費者物価指数(CPI)上昇率は、3年超ぶりの大きな伸びを示した。サクソバンクのシニアマネーシャー、オール・ハンセン氏は「CPIを受けてこの日ドルは幾分注目を集めており、短期的には金の重しとなる見通しだ」と指摘。「ただ、インフレが確実に回復を始め、インフレ懸念によってドル高が進めば、金にとっては長期的にプラスだ」と話した。金は通常、インフレに対するヘッジとみなされている。東京貴金属の金相場は3営業日ぶり反落。終値は、中心限月2017年4月先ぎりが前日比6円安の4447円、ほかは5~8円安。日中立ち会いは、17日のニューヨーク金先物が米株安などを背景に続伸した流れを引き継ぎ、強気買いが先行して始まった。その後は、もみ合う場面があったものの、取引中のNY金の水準切り下げを眺めた売りに押され、小幅ながらマイナス圏に転じた。東京ゴールドスポット100は5円安の4472円。銀は20銭安~60銭高とまちまち。12月きりは取引が成立しなかった。白金は軟化。終値は、中心限月17年4月先ぎりが16円安の3674円、ほかは16~25円安。円の引き締まりを眺めて安寄りし、その後も安値圏でもみ合った。パラジウムは8~34円安。6月当ぎりは出合いがなかった。