金 4,794円 (+6)

プラチナ 3,926円 (-8)

5/17、ニューヨーク市場の金相場は反発。一時下落したものの、ドル安や株安が安全資産への逃避を促し、終盤に値を回復した。金現物相場は米東部時間午後2時58分(1807GMT)時点で0.3%高の1オンス=1277ドル。ニューヨーク商品取引所(COMEX)の先物は0.2%高の1276.9ドル。序盤は株価が一時的に小幅上伸し、利食い売りが出た。ハイ・リッジ・フューチャーズのデービッド・ミーガー氏は「金は最近の最大のテーマが世界的な経済への懸念だったことに支えられており、これが安全逃避需要の背景にある」と語った。ただ、17日は米連邦準備制度理事会(FRB)高官2人が次回の政策決定会合で利上げする可能性を示唆し、金は上昇分の一部を消した。ミーガー氏は「市場はなお、FRBの利上げの可能性を探ろうとしている。その一部は、あすのFRBのコメントからうかがえるだろう」と語った。17日に発表された4月の米消費者物価は、3年超ぶりの上昇幅を記録。インフレが着実に高まっていることが示された。一方、16日に米当局が公表したデータでは、ジョージ・ソロス氏ら有力投資家の一部が、上場投資信託(ETF)を通じて、1~3月期に金を買い入れたことが明らかになった。同氏はかつて、金を「究極のバブル」と表現し、投資を3年間手控えてきたが、SPDRゴールド・トラストに約1億2350万ドル投じ、105万口を取得した。東京貴金属の金相場は小幅続伸。終値は、中心限月の2017年4月先ぎりが前日比3円高の4453円、他限月が2~5円高。先ぎりは一時、ニューヨーク金相場の上昇を背景に3月末以来、約1カ月半ぶりの高値水準となる4478円まで上昇した。その後は値を消す場面もあったが、円相場の軟化を背景にプラス圏に切り返した。東京ゴールドスポット100は4円高の4477円で終了した。銀は期先2限月が10~20銭安。白金は小幅まちまち。中心限月の17年4月先ぎりは5円高の3690円、ほかが4円安~10円高。NY白金相場安を受けて続落して始まった後、円の軟化に支えられ下げ渋った。パラジウムは7~16円高。