金 4,774円 (+15)

プラチナ 3,918円 (+1)

5/13、ニューヨーク市場の金相場は米株安やチャート絡みの買いで上昇した。ドル高が進み、米経済の見通しの明るさを示す堅調な経済指標が発表されたが、金相場にはほとんど影響しなかった。4月の米小売売上高は前月比1.3%増と、2015年3月以来の高水準で、予想(0.8%増)を上回った。これを受け、金は一時値を消した。金現物相場は米東部時間午後2時46分(1846GMT)時点で、0.8%高の1オンス=1273.53ドル。週間ベースでは1.1%安と、3月25日までの週以来の下げ幅を記録した。ニューヨーク商業取引所(NYMEX)の先物6月きりの清算値は、0.1%高の1272.70ドル。RJOフューチャーズ(シカゴ)のシニア市場ストラテジスト、エリ・テスファエ氏は「ドル高にもかかわらず上昇する場合、金は強気相場だ」と述べた。予想よりも堅調な米経済指標を受け、米連邦準備制度理事会(FRB)が年内に複数回利上げを行うとの観測が高まる中、ドルは対主要通貨バスケットで2週間ぶり高値に上伸している。FRB当局者2人が「指標が経済の改善を示しているならば、利上げに踏み切るべきだ」と発言したことで、ドルはオーバーナイトの時間帯で値を上げた。シティのストラテジスト、デービッド・ウィルソン氏は、力強い経済指標や、この先数カ月での利上げ観測は金の重しとなると指摘し、「(金相場の)今年の動きは米政策見通しにかかっている」と述べた。東京貴金属の金相場は総じて3営業日ぶり反落。終値は、中心限月2017年4月先ぎりが前日比6円安の4428円、ほかは6円安~変わらず。日中立ち会いは、12日のニューヨーク金先物がドル高を背景に下落したことから、売り先行で始まった。その後は、円の引き締まりなどを眺めて下げ幅を拡大する場面があったものの、取引中のNY金の戻りを眺めた買い戻しが入り、最終的には下げ幅を縮めた。東京ゴールドスポット100は1円高の4453円。銀は1円安~40銭高。12月きりは取引が成立しなかった。白金は反落。17年4月先ぎりが33円安の3686円、ほかは28~37円安。安寄り後に水準を切り下げたが、その後、取引中のNY白金の戻りを眺めて買い戻しが入った。パラジウムは27~42円安で取引を終えた。