金 4,759円 (-1)

プラチナ 3,917円 (-33)

5/12、ニューヨーク市場の金相場は下落。前日に今月最大の上昇幅を記録した後、ドル高を受けて利益確定の売りが出た。金現物相場は米東部時間午後2時44分(1844GMT)時点で、1オンス=0.6%安の1269.76ドル。先週は15カ月ぶり高値となる1303.60ドルを付けた。シンク・フォレックスの主任市場アナリスト、ナイーム・アスラム氏は「この日の金の軟調は、ドル高が主な要因となった。1300ドルの重要な節目にも近づいている」と述べた。来月の早い段階で、日銀が追加金融緩和に踏み切るとの思惑を背景に、円は対ドルで2週間ぶり安値に沈み、ドル・円指数は0.3%上昇した。一連の低調な米経済指標や、世界中で米連邦準備制度理事会(FRB)が近く利上げに踏み切るとの観測が弱まったため、金は年初来で約20%上昇している。金に対する楽観的な見方が強まる中で、SPDRゴールド・トラストの11日時点の金保有高は、2013年12月以来の高水準となっている。商品投資会社ロジック・アドバイザーズ(ニュージャージー州)の共同創業者、ビル・オニール氏は「資金の流入は強く、金価格に連動するETFへの需要は堅調であるため、金はレンジ内で推移している」と指摘。「市場がテクニカル面で上向くには、1300ドルを超える水準に近づく必要がある」と話した。東京貴金属の金相場は続伸。終値は、中心限月の2017年4月先ぎりが前日比11円高の4434円、他の限月は4~12円高。日中立ち会いは、ニューヨーク金先物相場がユーロ高・ドル安を受けて上昇した流れを引き継ぎ、買いが先行した。その後は、NY金相場の軟化や円相場の上昇を受けてマイナス圏に沈む場面もみられたが、午後に円が弱含みに転じると値頃の買いに戻し、結局プラス圏で取引を終えた。東京ゴールドスポット100は2円高の4452円で終了した。銀は小じっかり。変わらず~70銭高で終了した。白金はしっかり。17年4月先ぎりは12円高の3719円、他の限月は11~13円高。NY白金の上昇を受けた買いが先行し、その後も円の軟化を背景に堅調推移した。パラジウムは23~45円高で取引を終えた。