金 4,725円 (-50)

プラチナ 3,904円 (+6)

4/29、ニューヨーク市場の金相場は5営業日続伸。一時、昨年1月以来の高値を付けた。日銀が28日の金融政策決定会合で追加緩和の見送りを決定したことを受け、大幅なドル安が進み、欧米株が下落したのが背景。円は対米ドルで1年半ぶりの高値を付け、この水準で推移すれば週間ベースで2008年の金融危機以来の上げ幅になる。低調な米経済成長と米連邦準備制度理事会(FRB)の利上げに対する慎重な姿勢もドルを圧迫している。金現物相場は米東部時間午後2時16分(1816GMT)時点で、2%高の1オンス=1291.11ドル。一時、1年3カ月ぶりの高値となる1296.76ドルを付けた。ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物6月きりの清算値は1.9%高の1290.50ドル。週間ベースでは4.8%高と、2月12日までの週以来の上げ幅となる見通し。キャピタル・エコノミクスのアナリスト、シモナ・ガンバリニ氏は「1~3月の米実質GDP(国内総生産)の減速や日銀の金融政策維持を受け、ドル安を背景に貴金属相場は軒並み大幅に上昇した」と指摘。「ドルが再び上昇し始めれば、相場は調整される可能性があるが、金に対しては楽観的な見方を維持している」と語った。FRBが27日の連邦公開市場委員会(FOMC)で政策金利の据え置きを決定したことも金相場を下支えした。FRBは金融引き締めを急ぐ兆候をほとんど示さなかった。4/28、東京貴金属の金相場は急反落。終値は2017年4月先ぎりが前日比56円安の4362円、他の限月は55~59円安。日中立ち会いは、円安を眺めた買いが先行し続伸して始まったが、その後は日銀の金融政策決定会合を控えて様子見ムードが強まったことから、伸び悩んだ。日銀が金融政策の現状維持を発表し、急速に円高・ドル安が進むと、つれて下げに転じた。東京ゴールドスポット100は54円安の4390円で取引を終えた。銀もおおむね軟調。終値は期近8月きりの30銭高を除き50銭~1円10銭安だった。白金は下落。17年4月先ぎりは、21円安の3595円、他限月は16~28円安。NY白金の上昇になびいて続伸して始まったが、円相場の急伸を受けてマイナス圏に値を沈めた。パラジウムは当ぎりの14円高を除き1~30円安だった。