金 4,701円 (+80)

プラチナ 3,799円 (+119)

4/19、ニューヨーク市場の金相場は約2%上昇した。米住宅関連指標が予想を下回り、ドル安が進んだことが要因。米総務省が発表した3月の住宅着工件数は市場予想を下回る内容で、住宅着工許可件数も1年ぶりの低水準に落ち込み、住宅市場が幾分か冷え込んでいることを示唆した。第1四半期の急速な景気減速の兆候に沿った内容になった。金現物は米東部時間午後2時50分(1850GMT)時点で、1.8%高の1オンス=1252.77ドル。RJOフューチャーズ(シカゴ)のシニア市場ストラテジスト、エリ・テスファエ氏は「ドルが受けた強いテクニカルな打撃が最大の要因となり、きょうの相場を動かした」と指摘した。米住宅指標発表後にドル安が進み、対主要通貨で0.6%安となった。ドルはここ数週間で昨年10月以来の安値に沈んでいる。また世界の株価は上昇したが、リスクヘッジとみなされる金の需要は減退しなかった。トレーダーらは、米金融政策の見通しを予測するため、米連邦準備制度理事会(FRB)当局者の発言にも注目した。三菱商事のアナリスト、ジョナサン・バトラー氏は「ドルは比較的安値で推移する見通しで、金は恐らく第2四半期は上昇幅を維持するとみられる」と述べた。東京貴金属の金相場は4営業日ぶりに反発。終値は、中心限月2017年2月先ぎりが前日比32円高の4302円、他は32~33円高。日中立ち会いは、週明けの欧米市場でリスク回避の動きが一服し、円相場が軟化した流れを受けて、買い戻しが先行した。その後は取引時間中のNY金相場が総じて堅調に推移し一段高となったが、終盤に入り、追加材料待ちとなり伸び悩んだ。東京ゴールドスポット100は32円高の4313円で取引を終えた。銀は期先2限月が60銭~1円高としっかり。白金は反発。中心限月の17年2月先ぎりは35円高の3442円、他の限月は30~39円高。円の軟化を眺めた買い戻しが入った。パラジウムは12~73円高だった。