金 4,682円 (+48)

プラチナ 3,693円 (+80)

4/11、ニューヨーク市場の金相場は上昇し、一時、約3週間ぶりの高値を付けた。超低金利が続いていることが金の地合いを強めている。低調な経済指標や米国の金融政策をめぐる不透明感からリスク回避の動きが強まり、金や円など安全資産に対する投資家の需要が高まった。金現物は一時、3月22日以来の高値となる1オンス=1258.70ドルまで上昇。米東部時間午後2時33分(1833GMT)時点では、1.3%高の1255.93ドル。ニューヨーク商業取引所(NYMEX)の金先物6月きりの清算値は1.1%高。コメルツバンクのアナリスト、ダニエル・ブリーズマン氏は「いくつかの中央銀行の非常に緩和的な金融政策により、金相場はさらに上昇するだろう」と指摘。「欧州中央銀行(ECB)は資産買い入れを拡大しており、追加措置も排除していない」と語った。米連邦準備制度理事会(FRB)による追加の金融引き締め観測が後退していることも支援材料となり、金相場は1~3月期に四半期ベースで約30年ぶりの上昇率を記録した。米ニューヨーク連銀のダドリー総裁は8日、米経済に対する根強い外的リスクがあるため、FRBは追加利上げに慎重なアプローチを取らなければならないと語った。キャピタル・エコノミクスのアナリスト、シモナ・ガンバリニ氏は「FRBが6月に利上げに踏み切ると見込んでいる。ただ、当初想定した金融引き締めの道筋を考えれば、米金融政策は予想より緩和的だ」と指摘した。東京貴金属の金相場は続伸。終値は中心限月2017年2月先ぎりが前週末比13円高の4312円、他限月は12~14円高。日中立ち会いは、前週末8日のニューヨーク金相場が為替のドル安・ユーロ高を背景に上伸した地合いを引き継ぎ、高寄りした。その後は取引中のNY次第でもみ合い、結局、日中始値付近で終了した。東京ゴールドスポット100の終値は12円高の4333円。銀は金の上昇になびき、約定された4月当ぎりと期先2限月が20銭~40銭高。白金は続伸。10日のNY白金高を受けて高寄りした後も、取引中のNYの上昇に追随した。終値は2月先ぎりが42円高の3381円、他限月は34~45円高。パラジウムは2円安~17円高。