金 4,688円 (+28)

プラチナ 3,630円 (+28)

4/5、ニューヨーク市場の金相場は3営業日ぶりに反発し、1%超上昇した。リスク回避姿勢が強まり、世界的な株安や円高・ドル安が進んだことが背景。ただ、米サプライ管理協会(ISM)が発表した3月の非製造業景況指数が改善したことを受け、上げ幅を縮小した。金現物相場は米東部時間午後2時15分(1815GMT)時点で1.1%高の1オンス=1228.31ドル。ニューヨーク商品取引所(COMEX)の中心限月6月きりの清算値は0.8%高の1229.60ドル。欧米の経済指標発表を受け、世界の株式市場は軒並み下落。MSCI世界株価指数は1.3%安となり、2月初め以来の安値に迫っている。RJOフューチャーズ(シカゴ)のフィリップ・ストレイブル氏は「金、銀、円、スイス・フラン、米国債は全て大幅に上昇した。リスク回避の最悪の状況だ」と説明した。米商務省が発表した2月の貿易統計も、赤字幅が市場予想を上回った。サクソバンクの商品取引責任者オール・ハンセン氏は「株安、欧州経済の低調な成長、ドイツ10年債利回りの低下に加え、ギリシャと国際通貨基金(IMF)の協議、原油安が全て金相場の支援材料となっている」と語る。一方、ボストン連銀のローゼングレン総裁は、先物相場が年内1回の利上げ、または全く利上げを見込んでいない状況は驚きだと強調。シカゴ連銀のエバンズ総裁は、金融市場は利上げについて米連邦準備制度理事会(FRB)より悲観的だと指摘した。東京貴金属の金相場は反発。終値は、中心限月2017年2月先ぎりが前日比13円高の4350円、ほかは10~15円高。日中立ち会いは、4日のニューヨーク金先物相場安と円高を背景に安寄りした。その後は、取引中のNY相場の戻りを眺めて、プラス圏に切り返した。東京ゴールドスポット100は15円高の4377円。銀はまちまち。約定された4月当ぎりと期先2限月が1円90銭安~10銭高。白金は続落。17年2月先ぎりが14円安の3379円、ほかは14~26円安。安寄り後は、取引中のNY相場の上昇を眺めて下げ幅を縮小した。パラジウムは18~38円安。期近2限月は出合いがなかった。