金 4,660円 (-35)

プラチナ 3,602円 (-88)

4/4、ニューヨーク市場の金相場は続落した。米雇用統計が良好だったほか、米ボストン連銀のローゼングレン総裁が利上げに前向きなタカ派的な発言をしたのが背景。金現物は米東部時間午後3時1分(1901GTM)時点で0.5%安の1オンス=1216.10ドル。ニューヨーク商品取引所(COMEX)の中心限月6月きりの清算値は0.3%安の1219.30ドル。米連邦準備制度理事会(FRB)が金利の正常化を急がないとの見方を背景に、金相場は1~3月期に四半期ベースで約30年ぶりの上昇幅を記録した。ただ、連銀当局者らのタカ派的な発言を受け、1200ドル水準に戻した。FRBは昨年12月、約10年ぶりに金利を引き上げたが、金融引き締めに慎重なローゼングレン総裁は4日、金利先物市場の年内0~1回の利上げ予想は「過度に悲観的」との見方を示した。TDセキュリティーズ(トロント)のコモディティー戦略責任者、バート・メレク氏は6日に公表される3月の米連邦公開市場委員会(FOMC)議事録について、「市場はわれわれが考える以上にタカ派的と捉える可能性がある」と指摘。その上で「短期金利は市場予想より幾分上昇するとみられる」と語った。コメルツバンクのアナリスト、ダニエル・ブリーズマン氏は「市場参加者は米経済指標をより重視しているようだ」との見方を示した。米労働省が1日発表した3月の雇用統計によると、非農業部門の就業者数は季節調整済みで前月比21万5000人増加。市場予想の20万5000人増を上回り、米経済が堅調なことを示した。ただ、米商務省が4日発表した2月の製造業受注は前月比で1.7%減。民間設備投資の先行指標となるコア資本財の受注も速報値を大きく下回った。東京貴金属の金相場は反落。終値は中心限月2017年2月先ぎりが前週末比83円安の4337円、他限月は82~88円安。日中立ち会いは、前週末1日のニューヨーク金相場が為替のドル高・ユーロ安を背景に下落した地合いを引き継ぎ、安寄りした。その後、午前中は取引中のNY安を反映して下げ幅を広げたが、午後は下げが一服した。東京ゴールドスポット100の終値は88円安の4362円。銀は金の下落になびき、期先3限月が1円80銭~1円90銭安と軟調。期近3限月は出合いがなかった。白金はNY白金の下落を受けて安寄りし、その後も下値を切り下げた。終値は2月先ぎりが131円安の3393円、他限月は115~130円安。パラジウムは13~63円安と反落した。