金 4,742円 (-59)

プラチナ 3,739円 (-10)

3/30、ニューヨーク市場の金相場は1%超の大幅反落。前日は米連邦準備制度理事会(FRB)のイエレン議長の利上げをめぐる慎重発言で上げたが、株式など高リスク資産が急伸したため、利食い売りが出た。一方で、中国を中心に経済成長をめぐる不安が株式市場を揺さぶったことを受け、今年に入り大幅に上げている。年初以降の上げ幅は15.6%高に達し、1~3月期は1986年7~9月期以来、約30年ぶりの上昇を記録する勢いだ。金現物は米東部時間午後2時48分(1848GMT)時点で1.2%安の1オンス=1227.14。ニューヨーク商品取引所(COMEX)の中心限月4月きりの清算値は8.90ドル安の1228.60ドル。ウェルス・マネジメント銀行のロブ・ハワース氏は「金への逃避需要は、幾分のドル安にもかかわらず、和らぎつつあるようだ」と指摘。「FRBは最終的に6月には利上げするとみられ、これがドル高や需要鈍化につながることから、レンジ内で推移する公算が大きい」と語った。米利上げ時期・幅に対する見方が後退していることを受け、30日の世界在庫は最高水準近くに達した。アナリストによると、市場では短期的には米経済指標の改善ペースが注目される見通し。改善すれば需要を抑える公算が大きく、米国以外の指標が悪化すれば、支援材料となりそうだ。東京貴金属の金相場は続伸。終値は、中心限月2017年2月先ぎりが前日比24円高の4450円、他限月は16~28円高。日中立ち会いは、前日のイエレン米連邦準備制度理事会(FRB)議長の講演で米早期利上げ観測が後退したのを背景にニューヨーク金先物相場が急伸したことから、買い先行で始まった。ただ、寄り後はNY相場の上昇が一服したほか、為替相場が円高・ドル安に振れたため、上げ幅を縮小した。東京ゴールドスポット100は29円高の4483円。銀は変わらず~30銭高。白金は小反発。終値は、17年2月先ぎりが9円高の3474円、ほかは5~10円高。NY白金相場高を受けて高寄りしたが、NY相場の軟化や円高を受け、値を消す展開になった。パラジウムは約定された期先3限月が11円安~14円高とまちまちだった。