金 4,768円 (+46)

プラチナ 3,698円 (+26)

3/28、ニューヨーク市場の金相場は米経済指標が予想を下回ったことを受けたドル安を背景に、小幅上伸した。ただ、市場の関心は米連邦準備制度理事会(FRB)当局者の発言に集まっており、1カ月ぶり安値近くにとどまった。金現物は米東部時間午後2時47分(1847GMT)時点で0.3%高の1オンス=1219.56ドル。一時1208.15ドルと、2月23日以来の安値を付けた。ロンドンの流動性は乏しく、他の貴金属市場はイースター休暇のため休場だった。FRBのイエレン議長は29日、米経済や金融政策について講演する予定。グローバル・インベスターズのマイケル・マトーセク氏は「議長があす、次回会合での利上げを示唆するような発言をすれば、ボラティリティーが増す」と指摘。「しかし、市場を驚かすような発言をする公算は大きくない。議長は市場を動揺させかねないことを理解しており、言葉を慎重に選ぶだろう」と語った。先週はFRBの一部当局者からタカ派的な発言が出たことで、年内に少なくとも2回は利上げが実施されるとの警戒感が広がり、幅広く商品相場を圧迫、ドルを押し上げた。このほか、31日のニューヨーク連邦銀行のダドリー総裁講演や、4月1日の米雇用統計も関心を集めている。アクティブトレーズのカルロ・アルベルト氏は「非農業部門就業者数が20万人を越えれば、年内の2回利上げ観測が十分に高まり、金相場を圧迫する可能性がある」と説明した。SPDRゴールド・トラストによると、24日時点の金保有高は2648万オンスと、2013年12月以来の水準に増加した。東京貴金属の金相場は、期先2限月が小反落。中心限月2017年2月先ぎりが前週末比1円安の4407円、ほかは1円安~3円安で取引を終えた。日中立ち会いは、ニューヨーク金先物相場が聖金曜日に伴う休場前よりも水準を切り下げていたことから、弱気売りが先行して始まった。寄り後は、為替相場の円安・ドル高を眺めた売方の手じまいに、下げ幅を縮めた。東京ゴールドスポット100は1円高の4438円。銀は出合いのあった期近6月きりと期先2限月が30銭~80銭安で終了。白金は3営業日ぶりに反発。ドルに対する円軟化やNY白金の底堅さを受けた売方の手じまいに、17年2月先ぎりが37円高の3468円、ほかは31~39円高で大引けた。パラジウムは約定した期先3限月が5~17円高と続伸。