金 4,824円 (+16)

プラチナ 3,841円 (+58)

3/22、ニューヨーク市場の金相場は反発した。ベルギーの首都ブリュッセルの空港と地下鉄駅で相次いで爆発が発生したことを受けて、投資家らが安全な投資先を探す中、金は値上がりした。爆発事件をめぐっては、過激派組織「イスラム国」(IS)が犯行声明を出した。テロでは少なくとも30人が死亡している。金現物は連続テロ事件を受けて、1%超高の1オンス=1259.60ドルに上伸。その後は上昇分の一部を消す展開となった。米東部時間午後4時8分(2008GMT)時点では、0.3%高の1248ドルを付けた。ニューヨーク商品取引所(COMEX)の中心限月4月物の清算値は4.40ドル高の1248.60ドル。商品投資会社ロジック・アドバイザーズ(ニュージャージー州)の共同創業者、ビル・オニール氏は「ブリュッセルで爆発事故が発生した際、金融市場は反射的に反応した」と指摘。同氏は、超低金利が今後も続くとの見方に言及し、「長期的な視点で見た場合、欧州の状況は悪化するとみられ、金にとっては支援材料だろう」と話した。欧州では株価が下落し、爆発の直後に投資家らが国債など安全資産を買い急ぐ展開となった。東京貴金属の金相場は続落。終値は、中心限月2017年2月先ぎりが前営業日比31円安の4461円、ほかは27~32円安。日中立ち会いは、ニューヨーク金先物相場安を受け、弱気売り先行で始まった。その後は、取引中のNY金と円相場ともに小動きで、小幅レンジでもみ合った。終盤、NY金の戻りを眺めて買い戻しが入り、この日の高値圏で引けた。東京ゴールドスポット100は33円安の4494円。銀は10~80銭安。6月きりは取引が成立しなかった。白金は4営業日ぶりに反落。終値は、中心限月17年2月先ぎりが11円安の3528円、ほかは12~23円安。NY相場安を眺めて安寄りした後は、安値圏でもみ合った。パラジウムは続伸、終値は24~38円高。8月きりは出合いがなかった。