金 4,891円 (+5)

プラチナ 3,815円 (+30)

3/9、ニューヨーク市場の金相場は原油高や世界的な株価上昇を受けて続落した。欧州中央銀行(ECB)が10日の定例理事会で追加金融緩和に踏み切るとの観測から一部投資家から利食い売りも出た。先週は13カ月ぶり高値を付けていた。今年に入り資金が大量流入していた金上場投資信託(ETF)からは資金が流出。世界最大の金ETFであるSPDRゴールド・トラストは8日、金保有高が2.4トン減少したと発表した。流出幅は4週間ぶりの大幅となった。金現物は米東部時間午後2時36分(1936GMT)時点で0.6%安の1オンス=1252.68ドル。ニューヨーク商業取引所(NYMEX)の金先物4月きりの清算値は0.4%安の1257.40ドル。コーヘン・アンド・スティアーズ(ニューヨーク)の商品担当副社長、ブラッド・サンダーソン氏は「ETF(の資金流出)は、状況が悪化していることを示している。世界的な状況が変化したのか、安く買い戻すことができるのか、市場は慎重に判断しようとしている」と説明した。ソシエテ・ジェネラルのアナリスト、ロビン・バール氏は「ECBが市場予想を満たすことになれば、ドル高・ユーロ安になり、金相場が下値を試す展開になるだろう」と予想した。市場は15、16両日の米連邦公開市場委員会にも注目している。東京貴金属の金相場は反落。終値は、中心限月2017年2月先ぎりが前日比67円安の4505円、他限月は68~72円安。日中立ち会いは、前日のニューヨーク金先物相場安と円高を受け、大幅安で始まった。寄り後は、NY金がさらに下落した上、円相場も上伸したことから売りが膨らみ、先ぎりは一時4500円を割った。安値では買い戻しも入り、下げ幅を縮小して引けた。東京ゴールドスポット100は73円安の4543円。銀は60銭~1円40銭安。白金は4営業日ぶりに大幅反落。終値は、17年2月先ぎりが103円安の3521円、ほかは99~113円安。前日の欧米時間に値を下げたNY相場が、一段と水準を引き下げるのを眺め、下げ幅を拡大した。パラジウムも反落、33~66円安で取引を終えた。