金 4,936円 (+11)

プラチナ 3,840円 (+136)

3/4、ニューヨーク市場の金相場はほぼ横ばい。テクニカル要因の買いや投資需要で1年1カ月ぶり高値を2度付ける一方、予想を上回る米雇用統計を受けて急落するなど、荒い値動きとなった。1オンス=1279.60ドルの1年1カ月ぶり高値を2度付けた。経済への不安から株価や原油相場が不安定になる中、安全資産としての魅力が増し、金は今年19%上昇している。雇用統計発表後も投資需要は継続し、相場を下支えた。現物は米東部時間午後3時19分(2019GMT)時点で0.2%安の1260.80ドル。一時1.1%安の1249.90ドルを付けた。ニューヨーク商業取引所(NYMEX)の金先物4月きりの清算値は1%高の1270.70ドル。HSBCセキュリティーズの主任金属アナリスト、ジェームズ・スティール氏は「ドル安を受けて堅調に始まったが、雇用統計が近づくにつれて値を消した」と指摘した。米ダラス連銀のカプラン総裁が、今年の米経済は堅調に成長し、景気後退には陥らないとの予測を示したことが伝わった後、金は上げ幅を縮めた。2月の米雇用統計では、就業者数が大幅に増加。景気後退に陥るとの懸念が和らぎ、連邦準備制度理事会(FRB)による追加利上げの議論を後押しする結果となった。東京貴金属の金相場は続伸。終値は、2017年2月先ぎりが前日比71円高の4574円、他の限月は66~72円高。日中立ち会いはニューヨーク商品取引所(COMEX)の金塊先物相場の上昇を受けて続伸して始まり、その後いったん伸び悩む場面もみられたが、円相場の軟化や取引中のNY金相場の上昇に支えられ、終盤にかけてじり高となった。先ぎりは一時4575円と、つなぎ足で昨年8月中旬以来約半年ぶりの高値を付けた。東京ゴールドスポット100の終値は67円高の4616円だった。銀も大幅高。金につれて買われ、70銭~1円30銭高で終了した。白金も高い。17年2月先ぎりは48円高の3470円、他の限月は44~49円高。取引中のNY白金相場の上昇が支えになった。パラジウムは72~99円高だった。