金 4,851円 (+29)

プラチナ 3,652円 (-20)

3/2、ニューヨーク市場の金相場はドル安が追い風となる中を反発した。世界的な株高、予想を上回る米経済指標は足かせにならなかった。現物は米東部時間午後3時14分(2014GMT)時点で1オンス当たり0.8%高の1241.70ドル。ニューヨーク商業取引所(NYMEX)の先物4月きりの清算値は0.9%高の1241.80ドル。BMOキャピタル・マーケッツ(ニューヨーク)のタイ・ウォン氏は「米サンフランシスコ連銀のウィリアムズ総裁による利上げ強気発言、米民間雇用サービス会社オートマティック・データ・プロセッシング(ADP)が発表した強い内容の2月米民間雇用予測、債券利回りの上昇、堅調な株価にもかかわらず、金は前日の下落から持ち直した」と語った。ウィリアムズ総裁は、米国経済の先行きと今年と来年の米利上げ回数に関する自身の見通しに大きな変更はないとの見解を明らかにした。ウォン氏は「金上場投資信託(ETF)が主導した過去2カ月間のしっかりとした買いは、金の理解がない投資家や否定的な投資家を引き付けている」と説明。「ケイ線筋は、1オンス=1320ドルに次いで1400ドル超に向かうペナントフォーミングで大騒ぎしている」と語った。金は1250~1260ドルが上値抵抗となっている一方で、HSBCのメモによれば、「相場は1200ドル超でしっかりと支持されている」。さらに金を下支えするには十分なリスクセンチメント、不透明感が相場にはあると分析している。金ETFのSPDRゴールド・トラストの2日時点の保有高は、2014年9月以来での最高となった。東京貴金属の金相場は反落。終値は、中心限月2017年2月先ぎりが前日比10円安の4454円、ほかは10~13円安。日中立ち会いは、為替相場の円安・ドル高を背景に小幅続伸して始まった。その後は、取引中のニューヨーク金先物が株高を受けて軟調に推移するのを眺め、マイナス圏に転じた。東京ゴールドスポット100は13円安の4498円。銀は10~20銭高と小幅上昇。期近2限月と10月きりは出合いがなかった。白金は3営業日続伸。終値は、17年2月先ぎりが36円高の3425円、ほかは34~47円高。高寄りした後、取引中のNY白金相場の上昇を受けて上げ幅を拡大した。パラジウムも3日続伸し、73~91円高で引けた。