金 4,733円 (-12)

プラチナ 3,622円 (-18)

2/24、ニューヨーク市場の金相場は1オンス=1250ドルを上回る水準に上昇し、1年ぶり高値に近づいた。原油相場の下落が世界の株式市場に影響する中、金塊はトップ格付けの国債と並び低リスクな資産として買われている。金現物は最大2.1%上げ、2月11日に付けた1年ぶり高値の1260.60ドルに迫る1252.91ドルを付けた。1925GMT(米東部時間午後2時25分、日本時間25日午前4時25分)時点では0.5%高の1233.06ドル。ドルが堅調だった段階でダンスク銀行のシニアアナリスト、ジェンズ・ペダーセン氏は「金は弱いリスク選好度を背景に上昇しているが、きょう目立っているのは、ドルも上伸しているにもかかわらず金が上げていることだ」と指摘。「米利上げ見通しの再織り込みによって、金は間違いなく1200ドル超の新たなレンジに達した」と語った。金融政策の道筋がよりはっきりするまでは、一段の持続的な上昇は抑えられる可能性があると補足した。MKSグループはメモで、金はテクニカル分析では最近付けた1年ぶり高値の1260ドルを試す見込みだと述べた。経済成長への懸念から株価は世界的に下落したが、米原油在庫統計を受けて原油先物相場が上昇に転じた後で、株価は日中安値から浮上した。1月の米新築一戸建て住宅販売件数は大幅に減少、また2月の米サービス業購買担当者景況指数は2013年10月以来の50割れを記録した。世界最大の金上場投資信託(ETF)、SPDRゴールドトラストの金保有高は15年3月以来の高水準。年初からの同ETFへの資金流入は15年全体の流出額を既に上回っており、金相場を支えている。東京貴金属の金相場は3営業日ぶり反発。中心限月12月先ぎりが前日比16円高の4376円、他限月は14~17円高で取引を終えた。また、2月当ぎりは26円高の4418円で納会。日中立ち会いは、23日のニューヨーク金の上昇を眺め、手じまい買いが先行して始まった。その後、NY金の上げ幅縮小や為替の円高・ドル安を眺め上値は抑えられた。東京ゴールドスポット100の終値は27円高の4419円。銀は40銭安~20銭高とまちまち。納会を迎えた2月当ぎりは出合いなし。白金は反発。ニューヨーク高を受けて買い先行で始まったが、その後にNYが安値で推移したほか、円高要因も加わり伸び悩んだ。2月当ぎりは34円高の3375円、ほかは12円~29円高で大引けた。パラジウムは期先3限月が6円安~6円高とまちまち。納会を迎えた2月当ぎりは出合いがなかった。