金 4,754円 (-40)

プラチナ 3,629円 (-49)

2/19、ニューヨーク市場の金相場は軟化。前日、2%上昇したことから利食い売りが出た。ただ、低金利が持続するとの見方を背景に相場は1225ドルを上回る水準を維持した。金現物は米東部時間午後2時40分(1940GMT)現在、0.04%安の1オンス=1231.43ドル。週間ベースでは0.5%安と、5週間ぶりの下落となる見込み。ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物4月きりの清算値は0.4%高の1230.80ドル。金融市場全般に混乱が生じ、米連邦準備制度理事会(FRB)の追加利上げの可能性が低下する中、金相場は年初来、約16%高となっている。利上げ観測の後退が下支えする中、前週付けた1年ぶりの高値の1260.60ドルを下回る水準で値固め局面を迎えている。ABNアムロのアナリスト、ジョルジェット・ボエル氏は「(相場上昇に向けた)勢いは強い。前日はドル高にもかかわらず、金は値を上げた。中央銀行(の金融政策に対する見方)が主な要因のようだ」と指摘した。HSBCセキュリティーズの主任金属アナリスト、ジェームズ・スティール氏は「引き続き1200ドルを大幅に上回る水準で、土台となるレベルを築いている」と説明。「事実上、一部の弱気な状況を無視している。かなり驚くべき状態だ」と語った。この日発表された1月の米消費者物価指数のコア指数は、家賃や医療費の増加を理由に、4年5カ月ぶりの大幅な伸びを記録。このためFRBは今年、緩やかなペースで利上げを行う可能性がある。バンク・オブ・ノバスコシアの貴金属責任者、サイモン・ウィークス氏は「金相場は急伸したため、じっくりと考え直す時期を迎え、横ばいの値動きとなるのが妥当だろう」と述べた。金上場投資信託(ETF)への資金流入は、相場の下支え要因となっている。東京貴金属の金相場は3営業日続伸。終値は、中心限月12月先ぎりが前日比34円高の4427円、他限月は27~36円高。日中立ち会いは、前日のニューヨーク金先物相場が欧米株の軟調地合いを背景に上伸した流れを引き継ぎ、買い先行で始まった。寄り後はNY金が伸び悩み、為替相場が円高・ドル安に振れたため、上げ幅を縮小したが、プラス圏は維持した。東京ゴールドスポット100は27円高の4461円。銀は唯一約定した12月先ぎりが変わらずの55円80銭。白金は3営業日ぶりに反落。終値は、12月先ぎりが24円安の3433円、ほかは14~25円安。前日のNY相場安と円高を受けて安寄りした後、円相場がさらに引き締まったのを眺めて下げ幅を広げた。パラジウムは24~60円安。