金 4,718円 (-40)

プラチナ 3,664円 (-34)

2/16、ニューヨーク市場の金相場は続落。世界的な株高やドル高を映し、資金の逃避先としての金の魅力が薄れた。金現物相場は米東部時間午後3時5分(2005GMT)時点で0.5%安の1オンス=1203.26ドル。15日は2.3%下げ、1日の下落幅としては昨年7月半ば以来の大きさとなった。16日のニューヨーク市場では、売り込まれていた一般消費財、工業、金融関連株が買われ、株価は続伸した。ニューヨーク商業取引所(COMEX)の金先物4月きりの清算値は2.5%安の1208.20ドル。15日は米国内の金取引は大半が休みだった。ドイツ銀行のアナリストは「米金利先物のイールドカーブ、やや軟調なドル、予想を大きく下回る株価といったあらゆる主要金融要因が、一斉に金相場の押し上げ要因だ」と説明。ただ「これがより意味のある強気相場に転換するとの見通しを持つためには、米連邦準備制度理事会(FRB)がこれまでに示してきた方針を明確に転換し、何らかの緩和措置を取るとの確信が必要だ」とも指摘した。カシュカリ・ミネアポリス連銀総裁は16日、緩やかな利上げを想定していると発言。一方、ハーカー・フィラデルフィア連銀総裁は、追加利上げ実施前にインフレ率の上昇を示す新たな兆候を待つことが賢明かもしれないとの見方を示した。ゴールドマン・サックスは、投資家の不安感の高まりによる最近の金相場上昇は行き過ぎだとして、金の売り持ちを推奨している。東京貴金属の金相場は続落。終値は中心限月12月先ぎりが前日比57円安の4372円、他限月は55~58円安。日中立ち会いは、ニューヨーク相場が株高などを背景に急落している地合いを引き継ぎ、安寄りした。その後もNYの下げになびいて一段安となった。東京ゴールドスポット100の終値は56円安の4402円。銀は金の下落を受け、総じて軟調。白金は4営業日ぶりに反落。NYの上値の重さを眺めて安寄りした。その後、円相場の軟調を反映して切り返す場面もあったが、NYが下げ幅を広げたため再び下落し、日中始値を下回って終了した。終値は9~25円安。パラジウムは40円安~変わらずと下落。