金 4,815円 (+28)

プラチナ 3,719円 (+12)

2/12、ニューヨーク市場の金相場は反落した。前日の取引で7年超ぶりの大幅な上げ幅を記録したことから、利食い売りに押された。ただ、安全資産とされる金に投資が集中し、週間ベースでは2011年10月以来、約4年ぶりの値上がり幅を記録する見込み。金現物は米東部時間午後3時7分(2007GMT)時点で1オンス当たり0.7%安の1238.36ドルを付けた。週間ベースでは5.5%高で、4週連続の上昇になる見通し。前日は5.3%高の1260.60ドルと、約1年ぶり高値に急騰した。ニューヨーク商業取引所(COMEX)の4月きりの清算値は0.7%安の1239.40ドル。週間ベースでは7.1%高となる見込みで、08年12月以来の上昇幅。RJOフューチャーズのボブ・ハバーコーン氏は「この日は若干、調整的な売りが出た。一部で利食い売りに押された」と説明。「市場関係者は一服し、今の相場状況で何をすべきかについて再検討している」と述べた。ハバーコーン氏は、相場は今後やや調整した後で一段高に向かうとの見立てだ。投資家は、金相場が継続的に上昇するとの見通しが、過去数年間に思っていたよりも高まっている話している。コメルツバンクのアナリスト、カールステン・フリッチェ氏は「今後数週間で1オンス=1260ドル、あるいは1300ドルを超える可能性がある。いくらか利食い売りが出ても驚かない」と話した。この日の欧米株式相場は反発し、米小売売上高の増加を受けセンチメントが改善した。米ドルも上昇したことから、金相場には重しになった。市場参加者は、日銀に続いて今週はスウェーデン中央銀行が景気対策としてマイナス金利を導入して以降、神経質になっている。金相場はまた、米利上げが後退し、景気が悪化した場合に利下げされる可能性があるとの観測にも下支えられた。東京貴金属の金相場は大幅反発。終値は、中心限月12月先ぎりが前営業日比82円高の4436円、ほかは80~88円高。日中立ち会いは、11日のニューヨーク金先物相場が世界経済の先行き不安を背景に急伸したことから、強気買い先行で始まった。その後は、取引中のNY金先物や円相場を眺めて売り買いが交錯する中、やや水準を切り下げた。東京ゴールドスポット100は88円高の4465円。銀は20~70銭高。4月きりは取引が成立しなかった。白金は続伸。終値は、12月先ぎりが25円高の3439円、ほかは16~30円高。前日のNY白金相場高を受けて高寄りした。その後は、取引中のNY相場の軟調地合いを映し、伸び悩んだ。パラジウムは13円安~10円高で取引を終えた。