金 4,787円 (+78)

プラチナ 3,707円 (+16)

2/11、ニューヨーク市場の金相場は5%超急伸し、約1年ぶりの高値に達した。金融をめぐる不透明感、ドル安、世界的な株安を反映し、投資家が金への投資を加速。1日の上げ幅としては09年1月以来、約7年ぶりの大きさとなった。金現物は一時、15年2月以来の高値となる1オンス当たり5.3%高の1260.60ドルを付けた。米東部時間午後2時40分(1940GMT)時点では5%高の1257.26ドル。ニューヨーク商業取引所(NYMEX)の金先物4月きりは買いが集中し、14年末以来の高値を付けた。清算値は4.5%高の1247.80ドル。市場参加者は欧米での金融市場の不安定さ、銀行株の下落に対する不安を買い材料に挙げた。投資家は低成長、低金利環境における銀行の収益性に懸念を強めている。安全資産とみなされる米国債利回りの低下も、金需要を後押ししている。ジュリアス・ベアのアナリスト、カーステン・メンケ氏は「安全資産を求める投資家が戻ってきている。顧客には保険として金をポートフォリオ(投資資産の構成)に加えることを推奨している。状況が本当に悪くなれば、金はさらに上昇するだろう」との見解を示した。さらにメンケ氏は「今年の金上場投資信託(ETF)への大量の資金流入を見れば、(相場は)過去数年間でのどの上昇局面よりも、ずっとしっかりした足取りを見せている」と分析した。